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中曾根康弘スレッド

14・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/06/26(土) 16:50
 しかし私がここで問題にしたいのは中曽根の汚職暦ではない。自分の犯罪を
あたかも「トカゲのシッポ切り」かの如く部下に押し付けて自分はのうのうと政治家を
続けているところである。これでは中曽根の下から後継者となる有能な人材が育つ
ことはない。しかも中曽根は自民党の顧問的存在であるため、自民党から有能な
人材が育たないという事にもつながる。

 つまり戦後政治において旧体制が維持されつづけてきたのは中曽根に責任の
一端があるのだ。

 また中曽根には国民の政治不信を招いた責任もある。具体例として、1997年に
発足した第二次橋本内閣において佐藤孝行が総務庁長官に起用されたことが
挙げられる。前述の通り、佐藤はロッキード事件で逮捕された人物であり、この頃
には収賄罪で有罪判決を受けていた。橋本首相(当時)は佐藤の入閣に難色を
示したが、中曽根に押し切られる形で佐藤の入閣を容認した。しかしこれに世論は
猛反発。橋本内閣の支持率は半減もしくはそれに近い下落を記録し、結局橋本は
わずか12日にして佐藤を辞めさせなければならなくなった。国民の支持を失った
橋本は失政を繰り返し、1998年の参院選で惨敗を喫して退陣に追い込まれた。

 前回小泉内閣誕生に中曽根が関与していると書いた。しかし戦後政治に悪影響を
与えかつ今日の政治不信を招いた張本人が政治改革を目指す内閣設立に協力した
というのは明らかに矛盾である。つまり自民党の腐敗は依然解消されていないのである。

 リクルート事件の際ある検察官が明治時代にできた現行形法を武器になぞらえて
こう言った、「三八銃で浮沈空母(*)は沈められない」。しかしリクルート事件から13年。
未だに浮沈空母を沈める武器は存在しない。

【開発俊輔】
*中曽根が首相時代にアメリカのレーガン大統領(当時)に対し「日本を共産主義
から守る浮沈空母とする」と発言し、世論から非難されたことにちなんでいる。
http://hit-press.mercury.ne.jp/column/sk/sk13.html


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