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フェミニズム/ジェンダーにわか勉強スレ

4・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/04(火) 04:51
2−4
前近代の「家族」では、男女の性役割分化が、近代と異なっていた。
前近代では、「仕事」と「家事」が分かれていない。
稲刈り、脱穀、炊飯は、一連の作業だ。どこまでが仕事で、どこまでが家事、という
区分はできない。
「男が狩猟、女が機織」と性役割がされていても、どちらを「仕事」どちらを「家事」と
呼ぶべきなのか? 双方家事とも、双方仕事とも呼べる。

2−5
前近代の「家族」では、近代的な「子供」という枠組がない。
乳幼児死亡率が高かった。
「七歳児までは神のうち」…七歳くらいまでは人間の範疇に入らなかった。
それ以降は「小さな大人」扱いをされた。(フィリップ・アリエスによる説)
仕事、「家事」、奉公、結婚、公務(軍隊加入など)に、十歳前後から就いていた。

近代的な「教育」という概念がなかった。「学校に行く子供」は存在しない。
「学校」にあたるものは中世日本では「寺」だ。中世欧州では教会だ。
修業する、教養を積む、ということはあった。
「家業を継ぐ」教育は「家族」の中で(徒弟のようなかたちで)なされた。


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