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517・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/06/25(金) 16:17
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/tamura/20040123n171n000_23.html
 クリントン政権時代に「グローバリゼーション」を謳歌したのはジョージ・ソロス氏に代表
されるヘッジファンドである。1997年にタイで通貨危機を引き起こしたとき、タイのタノン蔵相
はヘッジファンドに対抗するために、外国為替管理を強化しようとした。そのとき蔵相に
電話して国際通貨基金による緊急支援の支持取り下げを示唆して規制を断念させたのが
当時のルービン財務長官である。コロンビア大学のバグワティ教授はそうしたアメリカの
手法を「ウオール街・ワシントン複合体」と呼んだ。アメリカの有力投資ファンドが
デリバティブズ(金融派生商品)など高度な投資運用モデルを駆使するのはよく知られて
いるが、思い切った投資で高収益を挙げるための手段のひとつにしかすぎない。
 投資家が政府の要人に自由にアクセスでき、いざというときには政府や議会を動かせる
としたら、投資による利益獲得は容易でリスクも少ない。投資家がそんなうまいビジネス
モデルを駆使するのは地球上で圧倒的な軍事力と政治力を行使できるアメリカだけである。
ワシントンは市場外の世界なので、情報開示などすべての投資家を無差別に扱う公正さを
原則とする証券市場ルールを超越する。
 ブッシュ共和党政権では、ワシントン・ペンシルバニア通りにグローバリゼーションが
凝縮された。政治・軍事・ビジネス・外交の複合体が生まれた。


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