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504・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/06/20(日) 17:32
http://esashib.hp.infoseek.co.jp/isiikoki09.htm
『暗殺』松本清張他
 、、、平民宰相原敬内閣は、はじめこそ言論圧迫をひかえ、争議干渉を避けていたが、やがて官憲に
よる争議介入が多くなった。
 争議対策として打ち出されたのは、治安維持法に先駆する政令「政治に関する犯罪処罰の件」であり、
その二は労資協調をはかった協調会の設立であり、その三は、反動的な暴力団の育成である。すなわち、
内相床次竹二郎のキモ入りで全国の侠客を集めて結成された大日本国粋会がそれである。
 床次の故知にならった政治家が戦後にもいる。元保安庁(防衛庁の前身)長官だった木村篤太郎で、
彼は昭和十八、九年ごろ、左翼勢力に太刀打ちするために、全国のヤクザ、テキヤを国粋会の傘下に
おさめこれを右翼と称した。
 安保闘争の時、このヤクザ右翼は大いに活動して、デモ隊の向こうを張った。戦前からの右翼には、
動員カはほとんどない。ヤクザ右翼にはナニワブシはあっても理論はないが、全国にかけてのその
組織的動員力は、無視できない。
 ともかく、単なるヤクザを、右翼というもっともらしいものにつくりあげたのが有力政治家なのだから
恐れいる。それほどの規模のものではないとしても、山本宣冶代議士を計画的に刺殺した七生義団が
うまれたいきさつを見ると、同工異曲のものが感じられる。


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