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・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2004/03/03(水) 04:35
http://postx.at.infoseek.co.jp/aum/simomatu.html
長野衛公研の技師たちが、事件現場に入ったのは、事件の翌日六月二八日のことである。技師たちは、
(1)ガス発生地点と見られる池の水(2)この池に注ぐ地下水(会社員K氏宅地の水源水)(3)K氏宅内の
空気の三点を試料採集した。長野衛公研にあるガスクロマトグラム質量分析計(GC)と、マススペクトル
(MS)の二種類の分析機器を用いて有毒ガスの正体を追った。技師たちは多くの困難を乗り越え、
六月二八日の夜半に、まずGCを用い、採集試料からずばりサリンそのものを検出した。池の水から抽出
した毒物の分子量が一四〇であることを突き止めた。一四〇はサリンの分子量と同じである。これで、
現場にただよった有毒ガスはサリンであることがはっきりした。だが検出結果は伏せられた。発表された
のは、事件から一週間目の七月三日、捜査本部の記者会見席上である。発表は「ガスはサリンと推定
される。国内にない毒物」というものであった。また「推定サリン」とぼかした発表内容となった。なぜその
ような発表となったのか。実は成分質量を比較するスタンダード(標準物質)が長野衛公研になかったから
である。サリンの現物がないため、化学物質のデータバンクに頼っての検出であった。
後に分かったことだが、国内にスタンダードが存在していた。サリンの現物は【埼玉県大宮の陸上自衛隊
化学学校】にあったのだ。実は、長野衛公研の技師たちが現場に入るのと並行して大宮化学学校から
分析チームが事件現場に出動していた。
また一方で、警察庁科学捜査研究所の技官らも現場に到着、試料採集をおこなった。長野衛公研の
技師たちが、乏しいデータと格闘し、サリンであると突き止めたその頃、自衛隊化学学校ではすでに
サリンを検出していた。なぜなら、自衛隊にはサリンの現物が保管されており、採集試料と比較しての
検出は、容易かつ正確であったからだ。長野県衛生公害研究所の技師たちの苦心をよそに、【陸上自衛隊
大宮化学学校】は、サリン検出とスタンダード保有の事実をひた隠していた。
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