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353・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/01/27(火) 02:14
http://www.weeklypost.com/jp/040123jp/edit/edit.html
――日本経済も米国に依存している。≪アメリカからの独立≫はリスクが大きすぎるのではないか。
 「北朝鮮政策やイラク戦争で日本が協力しなければ、米国が様々な恫喝をしてくるという人もいますが、
私はそうなるとは思いません。日本が一方的に米国に依存しているわけではなく、日本の協力がなければ、
米国の経済や戦争も成り立たないからです。
 例えば、【ブッシュ政権はイラク戦争の戦費を国債で調達】しています。【それを買っているのは、多くは
日本の銀行】です。その金額は【03年1月から9月までで16兆円】に達したとされています。また、日本の
金融当局は膨大なドルを保有しています。もし、それをユーロに切り替えると一言いえば、米国の経済も
財政も大混乱に陥ります。
 現実にやるかどうかはともかく、実は【米国が日本を恫喝するより、日本が米国を恫喝するほうが簡単】
なのです。実際に中国は、外貨準備をドルからユーロに替える可能性を示唆して米国に圧力を与えて
います。【日本政府は、あまりにも現状の日米関係に慣れてしまい、そういう政治的意思決定ができなく
なっている】のでしょう」
――小泉政権は、むしろ守旧派だというわけか。
 「私は小泉政権が改革政権だと思ったことは一度もありません。最初からイメージのみの改革派だった
と思います。特に、【財務省の意向ばかり受け入れている点は大きな問題】です。小泉首相は彼らが
望んでいる範囲の中でしか動いていません」
――米国からの独立も含め、本当に大きな改革をするには政権交代が必要ではないか。
 「日本の国民がそう考え始めた結果、前回の選挙で民主党が躍進したとはいえるかもしれません。
しかし、一方では非常に投票率が低かった。政治の変革が必要だとは感じていても、そのプロセスに
関心を失ってしまったのかもしれません。今の段階では、政権交代は将来起きるかもしれない、という
ところでしょう。
 ただし、われわれが今、世界の激動に直面していることは間違いありません。米国の力と信頼が失われて
いくというのは非常に大きな変化です。経済面でも、中国やブラジル、インドなどは、富める国のための
ゲームには付き合わないという姿勢を明確に示し始めています。今の世界は、一部の国による支配では
なく、相互作用しながら進むという全く違う秩序の戸口に立っているのです。
 米国からの独立とは、反米主義を意味するものではありません。長期的な視点に立ち、米国一国による
秩序の維持から、新たな国際関係に移行するということです。それはいずれ米国の利益にもなるはずです」


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