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日本近現代史にわか勉強スレッド

156・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/11/07(日) 11:55
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/567.html
WA62 567 2004/11/07 04:51:25 投稿者: 木村愛二
 これは既知情報:すでに、詳しい研究書もあるが探す時間がない。
書名も出てこない。とりあえずの電網検索情報を示す。
1)------------------------------------------------------------
http://www.erc.nagasaki-u.ac.jp/(3)kouzaannai/(1)sennta-syusaikouza/(1)genngozemi/tuusin/gengo15.html
 [中略]酒井直樹は、最近、『文学』(岩波書店)に寄稿した「占領と国民主義」という短い論説の中で
興味深い事実を指摘している。
  日本占領のための合州国政府の計画はすでに真珠湾攻撃の翌年から練られていた。戦争中の日本の
東アジア支配の構想を横領するかのように、当時少壮の東アジア学者エドウィン・ライシャワーは戦争省
への提言のなかで天皇制を基軸にして日本占領を構想している。「慎重に計画された戦略にしたがって、
我々は思想闘争に勝利する必要がある。その第一歩とは、当然のことながら、日本国内の協力的な集団
を我々の側に引き入れることである。この集団が仮に、日本国民の少数部分を代表するものであるならば、
それはある意味で傀儡政権ということになるだろう。日本はこれまで傀儡政権を戦略として幅広く利用して
きたが、利用した傀儡が十分に機能しなかったために大きな成功をおさめることはなかった。しかし、
我々の目的にとっては、最良の傀儡を日本自身が産み出しているのだ。我々の側に喜んで協力させること
ができるだけでなく、中国における傀儡がつねに欠いていた、膨大な重みをもった権威をかれ自身備えもつ、
そのような傀儡が産み出されてきたのである。私が言わんとするのは、勿論、日本の天皇のことである。」
(「ライシャワーのメモランダム」)傀儡として利用するためには、天皇裕仁に戦争責任を帰してはならない、
と1942年の段階でライシャワーは主張していた。日本占領中合州国は、日本の人民から「日本人の自覚」の
基となる国民的伝統や国民文化の感覚を奪おうとはせず、天皇は国民的統合の象徴として「日本人全てが
一体である」という情緒を支える制度的な保証として温存された。ということは合州国の日本占領の構想
では、日本人の国民主義は何よりも占領のための道具の役割を果たしていた。ライシャワーの構想が直ちに
合州国の占領政策に結実したわけではないが、その後の歴史はそれが基本的に彼の構想と矛盾すること
なく展開したことを教えてくれる。                           (『文学』2003年 9-10月)
 酒井は日本占領が「巧くやれば、露骨な植民地支配の体制を作らなくても、国民国家の領土の外にある
地域により有効な支配の、いわば、生きた証拠」であり、イラク占領と平行的に米国政府内で論じられている
ことをふまえて、上記の小論を書いている。

157・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/11/07(日) 11:55
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/567.html
2)------------------------------------------------------------
http://www.php.co.jp/bookstore/serial/12/12_1.html
 [中略]保守合同の後、社会党が選挙で第二党になったことがある。当時、駐日大使のライシャワーに
インタビューしたジャーナリストが、「今度の総選挙で第二党になった社会党が次の選挙で第一党になり、
非武装中立を実行したらどうしますか」と質問した。すると、ライシャワーは「すぐにアメリカ軍は日本に進駐
します」と答えている。つまり、講和条約を結んで日本が独立国になったのだから、勝手に非武装中立を
宣言しても仕方がないと見るかと言えば、アメリカは見ないと言っているわけである。そして、もしそんな
政権が出たら、講和条約を破棄して、直ちに再占領すると大使が明言したのである。
 なぜ、日本の非武装中立をアメリカが認めないのか。日本を非武装中立にしたら、ソ連が入ってくるに
決まっているからだ。当時のソ連は極東軍を増やし、ポート・ツー・ポートで日本に上陸する力を持っていた。
ポート・ツー・ポートというのは、海岸で戦争しないで港に輸送船をつけて上陸する力があるということだ。
日本がソ連の支配下に入ることは、アメリカにしてみれば座視しがたい事態である。 [後略]

158φ(。。 )m:2004/11/20(土) 05:03
http://dion.oem.melma.com/mag/67/m00037767/a00000128.html
里見甫 出身地:福岡県
小倉市生まれ。戦前の経済人。東亜同文書院を出て、そのまま中国にいて新聞記者になるが、当時の関東軍参謀副長の板垣征四郎少将にから、財源確保の為にアヘン売買の仕事を頼まれる。彼は満州国の建国思想の五族協和に共鳴し、その仕事を引き受け、以後深みにはまっていくことになる。そして、和平を唱える汪兆銘をたて蒋介石に対抗する南京政府の資金として、今の金で五千億円というアヘン売買の取引をしている。戦後、戦犯として逮捕されるが釈放。戦後総理大臣を務める岸信介のスポンサーでもあった。

『其の逝く処を知らず』西木正明・集英社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087477177/qid=1100894140/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/250-7275898-9788206
 里見機関。戦時中、中国にあってアヘン密売に手を染めた秘密組織。元締めは里見甫(はじめ)。別組織のボスが児玉誉士夫。ジャーナリストの時陸軍将校と縁を深め、満州国とおう兆銘政権を維持するための膨大な裏金作りという影の仕事を担っていく。この過程で、影佐禎昭、岸信介、古海忠之、野坂参三、さらに重慶や延安の工作者、米軍諜報機関OSSなどと接触している点で貴重な人士となっている。

159カマヤン:2005/03/05(土) 03:28:28
>>153-154の続き
「通州事件」への視点
http://www.geocities.jp/yu77799/tuushuu/tuushuu1.html

160・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/05/02(月) 22:53:01
京都大学文学部基礎現代文化学系現代史学専修講義
日本現代史序説講義ノート
担当:永井 和
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/josetu/menu.html#2001

161へなちょこ:2005/05/10(火) 23:27:35
http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/office/sitemap.html

超天才 電脳 哲学家 純丘 大先生の 偉大なるHOMEPAGE!
なんつーセンスの看板だと思わずに資料としてはいいものもある。
サイト下のほうにPDFだが
日本の経済社会構造とヤクザ− − 流動的産業支援寄生組織
という資料は保存の価値あり。
http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/paper/hpaper/1992yakuza.pdf


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