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ネット・ウヨサヨ論

262・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/12/07(火) 09:43
618 名前:520 ◆1ulZdATdBI 投稿日:04/12/06 23:18:37 xfntlRL4
1-2-2 『古神道の本』より
 『霊能真柱』においてもう一つ注目すべき点は、霊の行方を説くために、西欧天文学をとりこみながら
『古事記』神代巻の宇宙論的解釈を大上段に行い、さらにそれを日本が万国の中心であるという説に
まで高めている、その強引ともいえる姿勢である。・・・たとえば篤胤は、みずから神話伝承の再編を行い、
『古史成文』なるものをつくりあげる。これは「四海の宗国たるわが国に神代以来正しく伝わった実の説」
とされるが、要するに、篤胤が諸所の古典を考証して新たに編纂した「古史の文」なのであった。・・・
 これは、比較神話学的精神の芽生えでもあったが、そこに日本の神々が海外に渡り諸国を啓導した
という視点が接合される。篤胤にとっては、それがキリスト教であれ、インド学研究であれ、すべて神国
日本の根源性を証明する「皇国(すめらくに)の学問」であった。
 このような篤胤の逆立ちした普遍性・世界性のなかに、私たちは、古神道の名のもとに日本ユダヤ
同祖論が主張される原型を、さらには後述する出口王仁三郎ナショナリズムとインターナショナリズムの
微妙な交叉の原型を見ることもできるのである。

ポイント:篤胤は自らの真実を確信しており、宗教者としての誠意はあったといえる。
しかし彼は”近代日本オカルティズムの父”であり『古史成文』は捏造疑惑がある。


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