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ネット・ウヨサヨ論

177鳥山仁:2004/01/28(水) 06:25
カマヤンさん>
別に矛盾していませんよ。
カマヤンさんの興味の対象は、まず間違いなく『資本』でしょう。
この『資本』をどう対象化するのか、というのが理論構築のキモであるはずなのですが、
そこがモザイク、あるいはつぎはぎになっているように「見える」と言っているのです。
それで、私は「どのような一貫性があるのか? あるようには見えない」と述べています。
要するに、『資本』に注目しているという点では常に一貫性があるように「見えます」が、
その取り扱い方に論理的な整合性がないように「見える」し、実際にあるとも思えません。
つまり、「カマヤンさんの理屈」とは資本に関する様々な理論の集合、
あるいはパッチワークを指します。

経済戦争発生論は、そのつぎはぎのワンパーツでしかないですし、
ウォーラーステインも、ワンパーツにしか「見えません」。
そして、二つとも論理的に破綻しています。
これらを総合して、無矛盾のない理論を構築するのか、
あるいはワンパーツにウェイトを置いて特化するのかも判然としません。

喩えるなら、木は見えるが森が見えないので、
森はないだろうというのが今の私の判断で、これも間違っているとは思いません。
森は木々に有機的な相関性があってこそ、初めて森と呼べます。
単に木を並べただけでは植物園です。
しかし、植物園が悪いとも思いません。
私にとって真に疑問なのは、植物園に植える木の質があまりにも悪いことです。
何故、わざわざ駄目な木=理屈ばかりを選んでくるのかが理解できないのです。

理屈屋の中には凄いひねくれ者がいて、
わざわざ駄目な木を更正させることに情熱を燃やす人もいます。
カマヤンさんがその手のタイプなら、私も止めようとは思いません。
ただし、どうやっても更正不能の木はあるので、
それは捨てたほうが良いよと言っているだけです。


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