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ネット・ウヨサヨ論

156鳥山仁:2004/01/14(水) 05:40
それじゃ、何で資本主義経済が発展して「中核」になる国と、
「半周辺」とか「周辺」になってしまう国が出てくるのかというと、
これは単純で気候的、地理的条件が揃っているかどうかが決定しています。

現代において「大国」と呼ばれるだけの経済的力のある国は、
全て北半球の中緯度地方に集中しています。
例外はありません。
このことは、産業の発展に決定的なのが、
自国の農業生産力であることを暗示しています。

これも前に言ったことですが、
近代化とは「食料生産に従事しない労働人口が、比率として高い割合に達すること」です。
つまり、第一次産業に占める労働人口の割合が低下することです。
その為には、収穫率の高い穀物を少ない人手で入手する必要があります。
そこで、地理的に重要になってくるのは、農繁期における日照時間の長さです。
北半球の中緯度は地球の自転軸のズレによって、
農繁期に最も陽光を手に入れることができます。
しかも、高緯度地方と違って寒さに脅かされる危険性がありません。


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