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ネット・ウヨサヨ論

149鳥山仁:2004/01/12(月) 02:37
カマヤンさん>
総合商社系は軍需物資の政府への納入が目的で運営されている企業だから、
あれは立派な軍需産業なんです。
日本には資源がないから海外からの輸入に頼らざるを得ないので、
必然的に「何でも屋」になっていきます。
名目上は民需物資の売買を目的としていますし、
社史にもそう書いてありますが、実際は違うんです。
瀬島龍三は戦後になってから日商岩井に就職してるでしょ?
何で高度成長時代の総合商社が、「紙オムツからミサイルまで」
と呼ばれていたのかをよく考えてくだせえ。
日本の民間人でミサイルを買える人はいないでしょ?
実際に三菱商事何かは戦闘機やミサイルを売ってるわけなんだから。

ただ、これは指摘しておきたいけど、
戦争が発生して自国が攻撃の対象になると、必然的に輸送船も攻撃の対象になります。
つまり、総合商社の保有している、または契約している貨物船は敵国に攻撃されます。
しかし、その際に発生した船舶や積み荷への被害は、誰も賠償してくれません。
だから、船舶を保有していた財閥系企業は太平洋戦争に突入することを嫌がって、
「戦争になっても我が社の船舶は徴用しないでくれ」と、
鼻薬をかがせていた海軍官僚に圧力をかけています。
要するに、財閥系企業は戦争遂行を阻害していました。
日本の軍需物資輸送能力が低下した一因が、
この財閥系企業の圧力だったと言われています。

カマヤンさんの理屈だと、民間企業は喜んで自社の船舶を軍部に貸し与えるはずです。
消極的ではあるにせよ、財閥が戦争反対に荷担した事実を忘れないでください。


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