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農薬関連 ニュース議論
このスレは 農薬関連のニュースに関する議論スレです。
食の安全に対する不安、不安を感じている事柄@DIME 2015/9/21 20:01
食の安全に対して不安を感じている人は62.0%、
飲食店での外食に不安を感じている人は52.2%。
いずれも、女性高年代層で比率が高くなっている。
食の安全に不安を感じている人に、どのようなことに不安を感じているかを
聞いたところ、「添加物」「残留農薬」「輸入食品の安全性」が各5〜6割で
上位3位となっていると。この統計、参考になるのかな?
「無農薬の梨400円の価値とは」とFOOCOM.NETの専門家コラム記事(9/22)
先日東京の下町をプラプラと歩いていたら
果物を販売する自動販売機があり、中にリンゴやナシが並べてあり、
皆、無農薬という張り紙で1個400円であった。
通常こだわりの品を食べている方はそれ程高いとは思われないかもしれないが、
私には梨、無農薬! 400円!という感じであった。
梨については、その頃は150円か200円で購入できる状況だと思ったが、
無農薬で2倍、無農薬はそれ程の価値があるものかと考えさせられた。
そもそも、農産物に「無農薬」って、書いてよかったのかな?
小田原・根府川のグリーンレモン使った新商品登場 農商工等連携事業の一環で /神奈川
みんなの経済新聞ネットワーク 9月25日(金)17時10分配信
この中で、農薬使用量を最小限に抑え、「安心・安全」なフルーツとしてこだわりを
持って栽培されたグリーンレモンを使ってスイーツに仕上げた。
横尾商事の横尾典克さんは「個包装を開けた時に、
グリーンレモンの香りと皮の苦みが味わえるように工夫。
香り・味・見栄えを大切にした商品。ぜひ味わっていただければ」と
アピールする。とある。
この手の記事があちこちに・・。
農薬なんて、どこも最小限が原則ではないのでしょうか?
「青汁粒」1500本を自主回収 基準超える残留農薬成分検出
2015年10月2日 東京新聞web
健康食品県内大手のオリヒロ(高崎市緑町)が販売した栄養補助食品
「青汁粒(つぶ)」(賞味期限・二〇一六年九月二十五日)に食品衛生法の
基準を超える残留農薬成分が検出され、約千五百本を自主回収していること
が分かった。同社は高崎市保健所へ報告。本紙の取材に対し「人体に影響の
ないレベルで、健康被害の報告もない」と説明。
同社によると、検出は農作物の成長調整剤「パクロブトラゾール」が
〇・〇五一ppm(基準値の五・一倍)、殺菌剤「メタラキシル・メフェノ
キサム」が〇・〇一四ppm(同一・四倍)。
青汁粒は同社が委託している静岡県内の企業が製造。この企業が原材料の
アブラナ科の野菜「ケール」を中国から輸入した際、中国側の検査が不十分
だったとみられる。オリヒロはこの企業から残留農薬成分の検出を知らされ、
八月末に高崎市保健所へ届け出た。と・・
昨年9月で製造が終わっている製品がなぜ今になって・・との印象です。
名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が亡くなられたそうです。
この掲示板に、確か前の再審請求の時に関係者から書き込みがあったかと
記憶しています。
>>6
この掲示板での弁護団と農薬専門家のやり取りが、農薬の化学調査のあり方や 当時のニッカリンを入手することに役立ちました。
ある意味、農薬に翻弄された人生だったといえますね。
農業分野で使用されるBiostimulantとは、どのようなものでしょうか?
教えてください。
作物の類登録をさらに進めるという報道がありましたが、どうかな?
果物類が例示されてましたが、その果物でも薬害が出ないと言い切れる農薬やメーカーがいないと絵に描いた餅だが・・・
最近の残留農薬基準値超過を並べると
一律基準0.01ppm超過が多い。
原因も、適用作物を間違ったり、飛散させたり、と書かれているが
究明中も多い。
食べても大丈夫な農作物で、回収までして騒ぐのは、バカらしくて
滑稽ではないのでしょうか。
ポジティブリスト当時の議論の繰り返しですが、余りにも
一律基準超過(違反)だ続くと考えてしまう。
連続違反で、営業停止の直売所もあった。クワバラクワバラ。
鳥インフル遺伝子検査陰性 鏡石のカラス大量死
福島民報 12月29日(火)10時48分配信
福島県鏡石町でカラス86羽の死骸が見つかった問題で、県は28日、国立環境研究所に送った9羽はいずれも鳥インフルエンザの遺伝子検査で陰性だったと発表した。
県は農薬の検出検査も実施した。研究所で検査した9羽とは別に5羽の胃の内容物を調べたところ、全ての胃の中から殺虫剤の成分「シアノホス」が検出された。濃度は51〜750ppm。現場に落ちていた油揚げから極めて高濃度の5万1000ppmを測定した。
シアノホスの致死量は判明していないため大量死との因果関係は不明だが、県は汚染された油揚げを食べて死んだ可能性が高いとみている。引き続き原因を調べている。
>>11
油揚げとは物騒ですね。
確か、神奈川県で数年前に同剤でカラスが死んだニュースがあった。
農薬が自殺手段として使用されることが多い国では、農薬販売を規制して衝動的な自殺を予防するプロジェクトが進んでいる。世界では自殺者の約3割が農薬を使用しており、農薬会社にも自殺予防への取り組みを求める声が上がっている。
ttp://www.swissinfo.ch/jpn/%E8%BE%B2%E8%96%AC%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%87%AA%E6%AE%BA%E8%80%85%E5%A2%97%E5%8A%A0_%E8%BE%B2%E8%96%AC%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%A7%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%82%92%E9%98%B2%E3%81%90/41186630
>>13
農薬があるから自殺するのではないので、
農薬会社に自殺予防への取り組みを求めるのは
間違っているのかもしれません。
農薬を使用する人々を差別的に無視するような対策です。
それと、自殺に衝動的なものなんてあるのですか?
もっと深く悩んだ結果だと思う。
2015年12月29日 22時0分
ざっくり言うと
米ハーバード公衆衛生大学院の調査で分かった、残留農薬のリスクを紹介
残留農薬の多い野菜などを日常的に食べ続けると、男性の精子に悪影響が出る
しっかり皮をむいたり洗ったりしてから調理した方が無難だという
ttp://news.livedoor.com/article/detail/11011625/
>>15 元ネタ
Chiu YH et al.Fruit and vegetable intake and their pesticide residues in relation to semen quality among men from a fertility clinic.Hum Reprod. 2015;30:1342-51.
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25824023
>>15-16
米ハーバード公衆衛生大学院も
たいしたことがないのですね。
それとも、ニュースにした記者が
損じているのかね。
「危険物」検査すり抜け飛行機内に 1年間で43件発覚
引火性のペンキや毒性がある殺虫剤など「危険物」の航空機への持ち込みが2014年10月からの1年間で国内線、国際線合わせて43件見つかったことが、国土交通省の調べでわかった。乗客が申告せずに荷物検査を通過する事例が目立ち、乗り継ぎの際の検査などで発覚した。国交省は旅行会社を通じて注意を呼びかけている。
航空法では、毒性ガスを使った殺虫剤や引火性のペンキ、漂白剤などは「危険物」として原則、持ち込みが禁止されている。違反者は50万円以下の罰金の対象となる。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160111-00000007-asahi-soci
日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract
一般講演(ポスター発表) P1-197 (Poster presentation)
動物プランクトンから見た農薬による生物多様性影響
*原田(近畿大学) 小橋(近畿大学) 森(近畿大学) 早坂(近畿大学)
アジア地域に代表される水田景観は,ため池や湿地の代替といった機能を通じて生物多様性の維持に重要な役割を果たしている.一方で,水田生物多様性はさまざまな人為の影響にさらされており,特に,農薬を含む人工合成化学物質による影響は甚大である.なかでも,近年使用量が増加しているネオニコチノイド系農薬がもたらす負の影響については多くの研究者が指摘していることから,本系統剤を含めた農薬の安全性についてより深い議論が必要である.日本における現行の農薬のリスクは,3種類の標準試験生物種を対象とした室内急性毒性試験にもとづき評価されている.その1種のオオミジンコは,個体サイズが大きく継代飼育が容易なことから,水生節足動物の代表種として用いられている.しかし,これらの評価は均一化された条件下における個体ベースの試験であるため,群集・生態系の評価や生物間の相互作用などの複雑系に対する考慮が充分に検討されているとは言い難い.そこで本研究では,水圏生態系における主要な生物グループである動物プランクトンに着目し,特に「群集」に対する農薬曝露の影響について,実験生態系試験から明らかにすることを目的とする.調査の結果,9種類の動物プランクトン(カイムシ類3種,カイアシ類2種,ミジンコ類4種)が確認された.曝露に対する群集の応答について解析した結果,無処理区と比べイミダクロプリド処理区で個体数の有意な減少が見られた.特に,優占度の高いカイムシ類において曝露に対する負の影響が顕著であった.他方,ジノテフランの曝露に対して,動物プランクトン群集は大きな影響を受けなかった.
>19
>近年使用量が増加しているネオニコチノイド系農薬がもたらす負の影響については
多くの研究者が指摘していることから,本系統剤を含めた農薬の安全性について
より深い議論が必要である.
議論も必要かもしれないが負の影響を確認するには2〜3年使用中止をし、負の
影響が改善されるのか区域を決めて実地試験をしたら分かり易い。
>>20 EUはできてもアメリカ、日本はないですね。
(ロビー活動、癒着)
>21
ロビー活動、癒着って何ですか?詳しくご解説を。
フランス最大の農薬使用産地はボルドー、子どもの白血病が多発
2016/02/1123:29
フランスの農薬使用の実態を取り上げた国営放送「フランス2」のドキュメンタリー番組で、ボルドーがブラックリストに挙げられ、今週末にはボルドー市街でデモが行われるほどの波紋を呼んでいる。
デカンターやワイン・サーチャーによると、国営放送が7日に放送した2時間のドキュメンタリー番組で、ボルドーがフランス国内で最大の農薬消費産地であることがわかった。番組は政府からリークされた2008年から2013年の間の農薬購入量のデータに基づいている。フランスはヨーロッパで最も多い年間6万5000トンの農薬を散布し、ボルドーのあるジロンド県は3320トンに達する。そのほかのブラックリストに載っているのは、ペイ・ナンテとシャンパーニュ地方だ。
農薬の子どもへの影響が懸念されている。番組はジロンド県で、ブドウ畑に近い132の学校を「過敏な土地」として、5つの異なる学校の20人の子どもを選んで、髪の毛の汚染物質をベルギーの専門機関で検査した。その結果、ボルドーの子どもの頭髪から、恐るべき水準の40もの危険な農薬が検出され、10年以上前に禁止されているものも含まれていたという。
番組はジロンド県の子どもの白血病の危険が国の平均より20%高く、フランスの小児がんは1980年以来、毎年1%増えていることを紹介した。農薬と小児がんについては、その関連性が指摘されている。これらを受けて、14日にはボルドー市街で抗議デモが行われる予定だ。
>23
もっと詳細は分かりませんか?
年間6万5000トン使用の農薬の種類は?
40もの危険な農薬の種類と成分は?
10年以上前に禁止されている農薬の種類は?
「日本のネオニコ系農薬基準」はEUの数十〜数百倍!?
2016.2.13
「国産農産物は安全」神話が崩壊する! 常識だと思っていたことが、海外ではまったく違う捉えられ方をしている。甘い安全基準が不安視されているのだという。東京五輪やTPPを控え、日本の農産物は大丈夫なのか?
◆ネオニコ系農薬基準はEUの数十〜数百倍
国産の農産物は「安心・安全」というイメージが強い。TPP大筋合意を受けて安倍首相も「日本の安心・安全な農産物の輸出を増やす」と意気込んでいる。「海外の安い農産物の流入で壊滅的被害を受ける」との批判に対し、安倍政権は「強い農業」「攻めの農業」「成長産業化」というコンセプトを打ち出し、“質の高い農業”で海外に活路を見いだそうとしている。TPP対策に農産物輸出促進施策が盛り込まれたのはこのためだ。
そして、輸出拡大の目玉となるのが日本茶だ。TPP大筋合意をした直後の去年10月、安倍首相は「静岡や鹿児島が世界有数の『茶どころ』と呼ばれる日も近いかもしれません」と強調した。しかし、農薬問題に長年取り組む「青山内科小児科医院」(前橋市)の青山美子医師は、唖然としていた。
「安倍政権は『攻めの農業』と言っていますが、画に描いた餅です。海外に比べて甘い農薬残留基準をそのままにして、日本の農産物の輸出を増やせるはずがありません。東京で開かれた農薬問題の国際シンポジウムに来ていた海外の研究者は日本の残留基準の高さに呆れ、『こんなに危険な日本の農産物は輸出してくれるな。我が国の子供たちを守るために、輸入を絶対に認めるつもりはない』と断言していました」
この国際シンポジウムでは、青山医師の共同研究者である東京女子医科大学の平久美子医師が「日本のネオニコチノイド系農薬の残留基準は、事実上基準のない中国を除き、世界で最も高い水準にある」と発表した。
⇒【資料】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=1051657
日本とEUの残留農薬 基準値の比較 日本のネオニコ系農薬の農産物中の残留基準は、EUの数十倍から数百倍甘い。これほど日本の基準が甘いことから青山医師と平医師は、無農薬栽培で有名なリンゴ農家の木村秋則氏と同じような「日本産農産物に対する拒否宣言」を海外の研究者から発せられていたのだ。平医師は、国際学会でこんなことを聞かされてもいた。
「イタリアで開かれた農薬問題の国際会議で、ネオニコ系農薬の人体への影響について発表をしたのですが、プレゼン後、ハワイ在住の研究者が駆け寄ってきて『日系人で日本茶を大量に飲む人の中に農薬中毒症状の人が出ている』と教えてくれました」
これを平久美子医師は「非現実的」「絵空事」とは思わなかった。すでに平医師と農薬問題に長年取り組む「青山内科小児科医院」(前橋市)の青山美子医師は、日本で販売されているお茶を測定、ネオニコ系農薬が高濃度で検出されたことを確認していたからだ。
「このお茶を大量に飲めば、農薬中毒となっても不思議ではない数値でした。群馬県でネオニコチノイド系農薬の空中散布が増え始めた’04年頃、農薬散布時に体調不良を訴える患者が青山医院で増加。患者には、頭痛、吐き気、目まい、物忘れなどの自覚症状、頻脈などの心電図異常もみられました。空中散布中止後も、農薬の慢性中毒とみられる患者が青山医院に来院、そのうち約半数に共通していたのが野菜や果物、お茶を大量に摂取していたことでした。そして、それらの摂取を控えることで症状が消えたのです。食事制限前の患者の尿からは、高い数値のネオニコ系農薬(アセタミプリドなど)が検出されていました」(平医師)
青山医師も危機感を募らせていた。
「すでに日本のメーカーはお茶を米国に輸出していますが、『緑茶を飲んだら不整脈になり、物忘れもひどくなった』などと訴えられたら、高額の賠償金支払いを求められる可能性が高いでしょう。日本政府は、日本の農産物の国際競争力を低下させる政策を続けているのです」
海外の健康志向の追い風に乗って、日本茶はこの10年で輸出量が約4倍に増えたが、日本の甘い農薬残留基準が海外での訴訟に発展するリスクを抱えているといえる。
取材・文/横田 一
― 国民を騙す[大本営発表]のリスク ―
>25
この内容が事実とすれば気になる話ではある。しかし、オカルト農家として
有名な木村秋則氏が引き合いに登場するのを見ると、信ぴょう性が気になる。
>>25
作物によってはその通りですが、なぜフードファクターとか無視するかな〜〜
まぁ、実際の残留実態は基準値とは別の話ですから、その方向から話せば解決する問題ですけどね。
>>26
安倍首相や青山そして平両医師の信憑性と
木村秋則氏のそれとを比べるの?
超難しくない・・
農薬が危険なら使用禁止にしたら良いと思う。農薬会社は有機JASで使用が
認められている農薬だけ製造販売すれば良いと思うけど何故そうしない?
>>29 たろうさんへ
そんなことしたら、わけの分からん農薬(より危険かもしれん)を
いっぱい使うことになるよ。
現在、登録されている農薬が危険というのは、勉強不足なのか、
不安症であるように思う。
主観であるので仕方がないけど、今や少数派ですよ。
実際、我国での有機栽培は0.2%とも0.4%とも言われている。
>>30
ご意見ありがとう。でもよく見てください。農薬が危険ならと言う前提での
話であり、何故か環境に良いと言われている有機JASで使用が認められている
農薬だけにすればと言っているのです。そうなればおかしな有機栽培至上主義の
商売人は困るでしょうから。そもそもおかしな農薬不安症の人に勉強不足と
言っても意味がありません。そう思い込んでいるのですから。>>25 の記事は
その典型的なものでしょ。オカルト農家が有難がられる事をおかしいと思い
ませんか?
>>31
なかなか行間が読めませんでした。
たろうさんのご意見は理解しました。
元来無理のある有機栽培であり(0.4%程度しかない)、
無理が表面化している。最近でも
太平産業等の有機肥料や、有機農産物の販売業者等と多々ありますね。
無理は何時かは破たんするので、時間の問題でしょう。
実は、安全性でも研究すればいっぱいあるように思っています。
(海外では、良いものも悪いものもたくさん研究がありますが、日本はない)
>>32
ご意見ありがとうございます。
>元来無理のある有機栽培であり(0.4%程度しかない)、無理が表面化している。
無理は何時かは破たんするので、時間の問題でしょう。
との事ですが、そうなれば結構な事と思います。しかし、農薬がいくら安全でもそれを
嫌う消費者は後を絶たないと思います。化学合成の食品添加物を嫌うのと似ています。
ところが、何故か医薬品となると化学合成の薬でもあまり嫌わない。おかしな消費者心理
かもしれませんがそれが現実と思います。
私が有機食品や有機制度の欠点はそれを推進する科学的根拠が希薄な点と有機栽培農産物や
有機加工食品はごまかしが容易であり、誤魔化した物に有機認証マークが付けられても
消費者には分からない事です。この度の有機肥料の10年に亘る不正はその事を明確に物語って
います。この誤魔化しに無防備な有機制度は無意味と言うよりある意味では有害かもしれません。
その様な理由から有機JAS認定の農薬だけの製造販売にしたら生産者は苦労するかもしれ
ませんが消費者は目覚めると思うのです。有機認証団体は厳しい検査をして認証していると
宣伝しているようですが、その検査システムに大きな欠陥があるのです。
米環境保護局、独バイエル・日農薬の殺虫剤販売停止へ
2016/03/02 07:51
[シカゴ 1日 ロイター] - 米環境保護局(EPA)は1日、独医薬品・化学大手バイエル<BAYG.DE>傘下のバイエルクロップサイエンス<BAYGn.DE>と日本農薬<4997.T>傘下のニチノーアメリカの殺虫剤に含まれる有効成分フルベンジアミドに環境リスクがあるとして、販売停止に向けた措置を取る方針を明らかにした。
バイエルクロップサイエンスは先月、EPAから求められた自主的な販売停止を拒否していた。
同社は、殺虫剤が安全でないとするEPAの判断に異議を唱えるため、今後30日以内に行政裁判所に審理を要請する方針を示した。
米国の規制法では、審理の要請から75日以内に行政法判事が最終的な決定を下すことが義務付けられている。この間、殺虫剤の販売は継続できる。
ニチノーアメリカはコメントを控えた。
>34
どんな農薬でも種々のリスクが無い事を前提に使用許可されているのですから、
リスクが明確になったら、即製造販売使用を禁止すべきです。
>>35
34の詳細は知りませんが、何でもリスクが無いものはありません。
リスクが許容できるレベル以下であることが前提ではないでしょうか。
>>34-36
今、EPAとBayerのコメントを読みましたが、環境リスクは分解性生物の
水生魚類への影響のようです。これは実際試験されたものではなくて、
コンピューターモデルで予測されたリスクということで、
Bayerが反証を試みようとしている段階でのWPA判断のようですね。
EPAはアメリカ系の企業出身者が中核にいたりして、
利益相反的な判断や行動の恐れも多分にありそう。
そう言えば、同系統の殺虫剤はデュポン発明でしたよね。
金権政治、格差社会では、何が起こっても不思議ではないのかも。
>>37 訂正
1行目 分解性生物⇒分解生成物
>36
それはその通りです。許容できないようならアウトです。
いずれにしても許容範囲ギリギリものもはいずれ問題を生じるかもしれません。
メーカーは何もギリギリのものを製造して販売しなくても良いと思います。
有機JASで認めている農薬ならより問題にならないと農水省では判断している
でしょうから、それらの農薬だけ製造販売すれば農薬が危険と言うおかしな人は
いなくなるんじゃないでしょうか?
2016/03/09 グリーンピース声明:厚生労働省、異例の決定 ネオニコチノイド系農薬「スルホキサフロル」登録保留
プレスリリース - 2016-03-09
国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、厚生労働省薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会が、3月4日にネオニコチノイド系農薬スルホキサフロルの登録保留を決定したことを受け、下記の声明を発表しました。パブリックコメントを受けて登録が保留されるケースは異例で、厚生労働省は米国で同農薬が再登録されるまで審査を保留するとしています。
スルホキサフロルは米企業ダウ・アグロサイエンスが製造するネオニコチノイド系農薬の一種で、ミツバチへの毒性が強いことから、2013年5月に米国環境保護庁(EPA)が認可した当初から養蜂家らが裁判を起こしていました。2015年9月の判決では、ミツバチへのリスクが十分考慮されていないことを理由に認可無効が命じられ、同年11月に米国環境保護庁(EPA)は認可を取り消しました。
日本でも2013年に、同農薬を使用した農産物を日本に輸出すること、同農薬を日本で使用することを目的に農薬登録の申請がなされ、2014年10月に食品安全委員会は健康影響評価を終えています。厚生労働省により作物ごとの残留基準の設定が行われ、2015年12月から2016年1月にかけパブリックコメントを募集し、正式に設定されるところでした。
グリーンピースは、パブリックコメントの基礎情報に同農薬が米国で使用禁止された点が含まれていないことを指摘し、パブリックコメントを呼びかけていました。厚生労働省によると集まったパブリックコメントの総数は537件で、ミツバチへの影響を危惧するコメントが333件と最も多く、米国で使用禁止になった農薬であることを指摘するコメント268件が続きました(注1)。残留基準の設定が保留されたことで、スルホキサフロルの登録自体も保留となります。
農薬として効果があっても弊害が認められるものは使用許可しない方が良い。
>41
で、あれば自動車も航空機も全て弊害はあります。自動車なしで暮らしが成り立ちます?
要はリスクと我々に対する利得のバランスの問題じゃないでしょうか
>42
>要はリスクと我々に対する利得のバランスの問題じゃないでしょうか
それはその通りです。ところが農薬の使用を認めている農水省では化学的な農薬を
使わない事を前提にしている有機栽培の基準も設けている。有機栽培に使用できる
農薬はリスクが少ないと認めているようにも思えるのですがどう思います?
実験水田を用いた農薬の生物多様性への影響評価
〜浸透移行性殺虫剤がもたらすトンボへの影響〜
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
平成28年3月16日(水)
国立研究開発法人国立環境研究所
生物・生態系環境研究センター
主席研究員 五箇 公一
特別研究員 笠井 敦
環境リスク研究センター
主任研究員 林 岳彦
国立環境研究所は実験水田を用いて、ネオニコチノイド農薬など浸透移行性殺虫剤が、トンボ類を含む水田の生物相に対してどのような影響を与えるのかを調べました。
その結果、以下のことが明らかになりました。
①フィプロニルが使用された水田で一部のトンボ種の発生に強い負の影響が見られたこと
②試験薬剤であるクロチアニジン、フィプロニル、及びクロラントラニリプロールはそれぞれ使用された水田内において、その水中濃度は適用後3か月以内に検出限界程度に減少するが、土壌中では栽培シーズン終了時まで比較的高濃度で検出されること
本研究成果は、現在、国内でも広く使用される浸透移行性殺虫剤が土壌に吸着しやすく、長く留まる傾向が強いことを示すとともに、一部の殺虫剤は水田中においてトンボ相に深刻な影響を及ぼすリスクがあることを示しています。このことは、現在の農薬登録の枠組みにおいて審査を通過した農薬であっても、一部の野生生物に予期せぬ影響をもたらす可能性があることを意味しています。そのような予期せぬ影響をいかに予測可能へと近づけるかが今後の課題であり、種の多様性や生態系の多様性を考慮した農薬のリスク評価システムを構築して行くことが重要であると考えられます。
この研究成果をまとめた論文が、2016年3月16日(日本時間午後7時)に英国科学誌(オープンアクセスジャーナル)「Scientific Reports」に掲載されました。
www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160316/20160316_2.html
>>44
国立研究開発法人国立環境研究所?
名前に国立が二つも、蛇足ではないの?
浸透性殺虫剤? クロチアニジン、フィプロニル、及び
クロラントラニリプロールの総称としては正しくないのかも。
水田に使用する殺虫剤であるので、昆虫類に大なり小なり影響するのは
当たり前。税金を使うのであれば、もっと建設的且つ科学的な研究をして欲しい。
記者会、記者クラブへ配布?
環境中に生息する絶滅危惧や要監視昆虫がたくさん指摘されているのに
御遊び、人気取りにも程度があるように思う。
労を惜しんで、自分達の実験水田、模擬水田で調査なんて、
御遊び的な人工の環境であり、日本の自然環境と関係するものではない。
基本を無視した環境であることを考慮して結果を吟味すべきだろう。
・・・・・・書ききれない(省略いたしました)。
>>44-45
この内容は、論文としてNATUREに掲載(小保方さんと同じ雑誌)されたようですね。、
試験は、模擬水田8枚で、各薬剤の処理区は2連でなされていた。
薬剤処理区間で影響に関して有意差検定しているが、
2連の試験でも大丈夫なのかな・・
特定非営利活動法人コミュニティスクール・まち
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2.どうしたらネオニコチノイドをなくせるか
講座2 岩﨑先生
ネオニコチノイドはもちろん危険な殺虫剤。
でも、普通の農家は一等米として売るために使わざるを得ないのです。
映像作家と有機農家が映像を見たうえで、どうすればなくせるのかを徹底議論。
食べる側にできることは何?
※総会時の特別講演です。
講 師:岩﨑充利さん(半農半映像作家)
菅野正寿さん(福島県有機農業ネットワーク前理事長)
日 時:2016年6月11日(土) 15:15〜17:00
会 場:生活クラブ館(小田急線経堂駅下車徒歩3分)
受講料:1,500円(CS会員1,000円(総会時講演につき)、生活クラブ東京組合員1,425円)
<定員50名>
ニュースじゃないけど、今週のNHK朝ドラ「あさが来た」は和歌山にボルドー液が導入される話でしたね。見てみてね。
2016年3月25日
実験から見えた、ネオニコチノイド農薬が及ぼす危険
田中優
「そろそろ「ネオニコチノイド=ミツバチ被害」の認識は改めないといけない。
トンボだけでもない。同じ機能の受容体は人間の脳の海馬や偏桃体にもあるし。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「実験水田を用いた農薬の生物多様性への影響評価
〜浸透移行性殺虫剤がもたらすトンボへの影響〜」
(国立環境研究所 2016.3.16)
国立環境研究所は実験水田を用いて、ネオニコチノイド農薬など浸透移行性殺虫剤が、トンボ類を含む水田の生物相に対してどのような影響を与えるのかを調べました。
その結果、以下のことが明らかになりました。
1)フィプロニルが使用された水田で一部のトンボ種の発生に強い負の影響が見られたこと
2)試験薬剤であるクロチアニジン、フィプロニル、及びクロラントラニリプロールはそれぞれ使用された水田内において、その水中濃度は適用後3か月以内に検出限界程度に減少するが、土壌中では栽培シーズン終了時まで比較的高濃度で検出されること
本研究成果は、現在、国内でも広く使用される浸透移行性殺虫剤が土壌に吸着しやすく、長く留まる傾向が強いことを示すとともに、一部の殺虫剤は水田中においてトンボ相に深刻な影響を及ぼすリスクがあることを示しています。このことは、現在の農薬登録の枠組みにおいて審査を通過した農薬であっても、一部の野生生物に予期せぬ影響をもたらす可能性があることを意味しています。そのような予期せぬ影響をいかに予測可能へと近づけるかが今後の課題であり、種の多様性や生態系の多様性を考慮した農薬のリスク評価システムを構築して行くことが重要であると考えられます。
その様な評価なら害が無い事が明確になるまで早急に使用を一時禁止しても良いでしょう。
農薬価格、最大2倍の格差 不透明さ浮き彫りに
2016/3/30 18:48
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自民党の小泉進次郎農林部会長は30日、農薬の価格について全国の農業協同組合(JA)で最大2倍の格差があるとの調査結果を公表した。全く同じ品目でも農家が高値で買わざるを得ない地域もあり、価格決定や取引慣行の不透明さが浮き彫りになった。小泉氏は今回の調査を全国約700のJAすべてに広げるよう農林水産省に指示した。
30日に自民党が開いた農業関係の会合で、青森、秋田、福井など9県の21農協が2016年に販売している農薬144品目の価格を示した。農家がよく使う殺虫剤(3キロ)では全農山形が860円で売っているのに対し、JAつがるにしきた(青森県つがる市)だと1621円と約2倍だ。
ある除草剤(3キロ)だとJA会津みなみ(福島県南会津町)は1166円で販売するが、JAあきた北(秋田県大館市)は1.5倍の1728円で売っている。全体的には青森や秋田で高値の農薬が目立ち、山形や福島は相対的に安い。
小泉氏は「肥料や機械も含めて価格の情報開示を進め、農林水産業の透明化につなげる」と語った。
農薬はホームセンターやインターネットでも買える。ただ、JAから借り入れのある農家は弱い立場にあると感じ、JAから買わざるを得ない事例も多い。JAごとの価格差を開示することで競争を促す。
日本の農薬コストは海外に比べて高い。日本の農地1ヘクタールあたりの農薬使用量はドイツやフランスの4倍にのぼる。価格も水稲用の除草剤は韓国の1.5倍となっている。
>51
JAが儲けすぎているのではないですか?
>>52
需要の違い
競争の違い
水稲県では水稲農薬が安くなる
果樹県では果樹の農薬が安くなる
当然のことだけどね
後は系統のシェアが高いと価格は安定するけど商系のシェアが高くて業者も多いと競争が起こって利益がほぼ無くなるくらいまで価格は下がる
フランス下院、ネオニコチノイド5種全面禁止へ動く!
投稿日時 : 2016年3月28日 6:53 PM
カテゴリ : Information
フランス下院は、生物多様性回復に関する法案の一部として、ネオニコチノイド系農薬の全面禁止を可決しました。法案では、2018年9月1日よりネオニコチノイド系農薬を使用禁止するとしています。
フランス政府のニュースリリースに掲載された農業・農産加工業・林業大臣Stéphane Le Follのコメントによれば、「フランスはこの禁止措置を欧州委員会にも提案することを検討しており、EU全体で同様の規制が広がる可能性がある」としています。
また、オーストリアの賛成を得てドイツから提案されているチアクロプリドのハチミツ残留基準値引き上げの要請に対しても、フランス政府は反対すると表明しています。そして、フランスによる2012年のシンジェンタ製品「クルーザーOSR」(チアメトキサム)のアブラナへの使用禁止が、その後のEUのネオニコチノイド3種(イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム)の暫定禁止につながったとし、その他2種(アセタミプリド、チアクロプリド)を含む全面禁止は、EUの査定を先取りして新しい科学的知見を再評価した結果であると述べています。
同法の施行のためには、上院での可決、下院での最終投票で再可決のプロセスが必要ですが、農薬業界からのロビー活動の活発化も予想され、今後の成り行きが注目されます。
www.actbeyondtrust.org/info/2603/
>>54
これは日本からの輸入農産物に対しても使用禁止になる?
それとも残留基準値以下であれば大丈夫?
>52
農薬はしんしんで買えばいいのかな。
>54
問題のある農薬は日本でも禁止すれば良いと思う。
青いチクワ”食べ? ネコが連続死 農薬入りか(2016/04/04 18:48)
住宅街の一角に置かれた不審な青いちくわ。周辺ではネコが死んでいるのが相次いで見つかりました。
news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000071828.html
>>58
青い農薬がありますか?
>>59
ランネート、ベストガード、モスピラン、ダントツ......いくつかありますね
>>60
製剤を意図的に着色しているのでしょうか?
劇物も普通物も混在するようですが・・
「殺虫剤入りの餌捨てた」愛知県で“犬猫の敵”を再逮捕
2016.3.1 19:00
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愛知県警田原署は1日、野良猫に殺虫剤入り餌を与えて殺したとして、動物愛護法違反の疑いで、同県田原市池尻町、無職杉原秀正容疑者(38)を再逮捕した。田原署によると、杉原容疑者は「殺虫剤入りの餌は捨てたが、殺すつもりはなかった」と否認している。
逮捕容疑は1月上旬、農業用の殺虫剤「メソミル」入りの餌を猫に食べさせて殺したとしている。
今年1月11日、田原市内の住宅敷地内で猫が死んでいるのを住人が見つけて通報した。解剖の結果、胃の内容物からメソミルの成分が検出された。
杉原容疑者は、2月10日、近所の犬に殺虫剤入りソーセージを与えて全身けいれんを起こさせた疑いで田原署に逮捕されていた。手口が似ていたことから、同署が関連を調べていた。
>>61
製剤を意識的に着色しています。
水に溶かして使いますが、その希釈液を飲んだり川に流したりするのを防止するためです。
ランネートは毒性が高いから、
ベストガードやモスピランやダントツは青色にしとかないと希釈液が無色透明だからです。
読売新聞 2016年04月12日
政府の規制改革会議と産業競争力会議の合同会合が12日に開かれ、農薬や肥料など農業資材の販売を巡る農業協同組合を通じた取引について、公正取引委員会による監視の強化を政府に求める方針を決めた。
農協は農業資材の販売で高いシェア(市場占有率)があるが、競争原理が働かず、農産物の生産コストが高止まりする原因になっているとの指摘がある。
このため、公取は農家などからの情報提供窓口を設置し、独占禁止法違反が疑われる取引について広く情報を集める。農家が農協以外からも農業資材を自由に買えるよう監視体制を強化する。
>>64
他スレッド
「農協法改正と資材・機械等の流通」の続きですかね。
>>64-65
別の「TPPについて」の続きかもしれない、実は
農業資材の値下げへ 答申に改革案
毎日新聞 2016年4月12日 20時24分(最終更新 4月12日 20時43分)
政府の規制改革会議は12日、農業分野の作業部会を開き、会議が6月にもまとめる答申に、農業資材の値下げを促したり、価格の透明化を図ったりするための改革案を盛り込む見通しとなった。
農業生産資材の価格の現状について、全国農業協同組合連合会(JA全農)から意見を聞いた。農業生産資材の販売は各地域の農協の影響力が強く、肥料で7割、農薬で6割、農機で5割のシェアを持っている。農協はJA全農から資材の多くを仕入れる構図になっており、競争が起きずに価格が高止まりしているとの懸念が出ている。
>>競争が起きずに、農家への販売価格の高止まりは
仕入れ価格が高いのか、JA全農のマージンが大きいのか?
2段階で考えるべきでしょう。
りっぱなJA全農オフィスや多勢の職員があるのなら、
マージンも小さくないのでしょうか?
本来、組合であり、協同購入であれば、安いはずなんでしょうに、
本末転倒のように感じる。農協いやJA全農不要という意味につながるのか
これを政府主導で急にやるというのが理解できない。
政府のこれまでの悪政の反動か?
不要になったので切り捨てか?
TPP交渉での日米の密約か?
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