したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【破ァッ!!】寺生まれのTさんスレ

507/8:2015/03/02(月) 18:41:55 ID:/sxxuDok
「う……う…。あ……」
Tさんの背後で男の呻き声が聞こえる。

「どうした!?」
Tさんが慌てて振り返る。

「う……う……」
苦悶の表情を浮かべ、呻き声を上げながらも男は不気味な笑顔を形作る。

「T……、いるんだろ……Kも……J……も」
焦点の合わない目で男の口から音が漏れ出る。
とてもこの男の体から発せられているとは思えない。
体が芯から震える。
そっと肩に暖かな手が差し伸べられる。
「大丈夫だよ、青年。
私がいるから!」
Jちゃん!

「ククッ……クッ……。
……残念……だったな……。
俺を……おびき寄せる……つもり……だったか……ゲフッ」
マスクが鮮血に染まるっ!
男がマスクをかなぐり捨てるとベチャッという音がしてマスクが叩きつけられる。
現れた男の顔は……見知らぬ男だった。

「ククッ……こんな……罠には嵌らんよ……
お前たちへのペナルティとして……この男を……
蟲毒爆弾……として……差し上げるよ……ガフッ」
男が再び盛大に血を撒き散らすっ!
あぁ、大家さんに怒られるっ!

「Jちゃん!手伝えるかっ!?」
「はいっ!」
Jちゃんも玄関先に飛び出す。
僕も訳も分からず一緒に飛び出してみる!

「まずい、体内の蟲毒が暴れている!」
「うわ!かなりの数っすね!」
見ると、まるでエイリアンの映画のように体内を何かが蠢いている。
今にも皮膚を突き破りそうだ!

「ゲフッ!ガフッッ!!」
男の体が、さながら操り人形のように右に左に大きく揺さぶられる。

「一気に蟲毒を消し去ればこの男の体が持たない」
「そのようっすね」
「出力を抑えて消していくしかない。いくぞ!」
「はいっ!」

「「破ァッ!!」」

TさんとJちゃんが同時に男に手を翳す!
男の体がますます大きく揺れていき、体内を這う何かの動きが激しくなっていく。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板