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悟り全般に関すること【その2】

577慧空:2017/09/29(金) 17:18:24
めがねさん

真我やその感覚についておたずねですが、正直なところ、私には難しいです。
なぜかと言いますと、一つは、真我の感覚があったのは小悟のときから、大悟に至った暫く後までの期間であり、
その後は真我の感覚は消え去ってしまい、いまとなってはその感覚の大半を忘れてしまったからです。
もう一つの理由は、真我やその感覚については、悟った人それぞれの感覚でしかなく、これだと決まったものがないからです。
また、悟りの階層を進むに連れて真我に対する捉え方や感覚も大きく変わっていきます。

それでも忘れかけた記憶を辿って、私の経験から言いますと、
小悟階層の前半は、すべてはひとつという感覚が真我の感覚かなあと思っていました。
小悟階層の後半では、思考が減って意識が大分クリアになっているときに起こるすべてをただ観ている観照意識が
真我やその感覚なのかなあと思っていました。
大悟階層に入って直ぐ後ときは、観るものは観られるもの感覚が起こり、
観るもの(主体)と観られるもの(客体)とが一体になったような感覚が起こりました。
このとき、それまで乖離していた自我と真我が表裏一体に融合したかのような感覚になりました。
確かその後、真我も考えにすきないということが府に落ちたこともあってか、
真我の感覚が消え去っていきました。
真我も捨て去ったと言ってもいいのかも知れません。

私の場合はこんな具合です。
あくまで人それぞれですから、めがねさんはめがねさんの真我の捉え方をされたらいいんだと思いますよ。


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