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悟り全般に関すること【その2】

151慧空:2015/07/17(金) 11:27:03
miさん

>でも明け渡しは自我を誰に渡すのでしょう。
>自我ではない誰かがいるというニュアンスに取れるのですが。

明け渡しにも、いろいろありまして、ちょっと複雑なんです。
明け渡しを分類するとするときの切り口としては、次の3つがあります。
① 明け渡す特定の対象があるか無いか。
② 明け渡しの内容、つまりどのような囚われを明け渡したか。
③ 明け渡しの深さ、つまりどの程度の数の囚われを手放したか。

①について、よくある明け渡しの例では、明け渡す何らかの対象が存在しているようです。
宗教系の方々でよくある明け渡しは、自分を神やイエス、あるいはマスターに明け渡すというものです。
その他の例だと、宇宙な世界に明け渡すというのもあるようです。
ちょっと希な例として、親やパートナー等に明け渡す例もあるようです。
さらに希な例として、仕事や何かの取り組みに明け渡す人もいるかもしれないと思います。

その一方で、そのように何らかの特定に対象に明け渡すのではなく、特に対象をつくらない明け渡しもあります。
その典型的な例は、「すべて」に明け渡すというものです。
特定の対象に対して明け渡す明け渡しより、対象無しに起こる明け渡しの方が深い悟りが起こる傾向があるのだと思います。

という訳で、明け渡しにもいろいろあるんです。


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