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自覚スレ

240:2018/12/02(日) 07:48:26
スリンさん

>意志を使って精一杯生きる
>わかりました。ありがとうございます

この場合のポイントです。

生きるための一つの指針が必要です。

イエスの教えなら、「隣人を愛せよ」とかになるのでしょうけれど、
釈迦の場合は「善悪」を使います。

悟ってしまえば最終的に善悪は超越されますが、
それは理屈で考えて善悪は主観の問題で本質的にありませんとか言う
屁理屈の次元の問題では無くて、
善にしろ悪にしろ想いが存在しなければその捉え方は存在できないものです。

意志脱落により想いが起動させられないので、
善悪を含むいかなる理屈もありません、と言うレベルでの超越が悟りです。

その為の方法が、善を為し悪を為さないと言う方法の正体です。

ダンマパダ
>183 すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、
>──これが諸の仏の教えである。


釈迦の根本を為す教えですが、
龍樹の時代にようやく「相依性縁起」と名づけられました。

私は分かりやすいように「相対性の原理」と表現していました。


無宗ださん 縁起は因果関係ではない!
http://www.dia.janis.or.jp/~soga/excha262.html
>縁起を「相依関係」としてとらえれば、
> >悪い行いがなければ、善い行ないもない。悪い行いを滅すれば、
> >善い行いも滅するというのは正しい。そしてこれは、
> >「悪い行いはせずに、善い行いをしましょう」
> >というスローガンと全く矛盾しない。


佐倉哲エッセイ集 第三章 縁起と因果
http://www.j-world.com/usr/sakura/buddhism/ku03.html
>ナーガールジュナは、「めでたい縁起のことわりを説きたもうブッダを、
>もろもろの説法者のうちでもっともすぐれた人として敬礼する
>(『中論』礼拝の言葉)」、
>とブッダを「縁起の説法者」として賛美しますが、つねによく気をつけ、
>自我に固執する見解を打ち破って、世界を空なりと観ぜよ。
>そうすれば死をのりこえることができるであろう。
>(スッタニパータ 1119)
>というようなブッダの言葉を考えていたのかもしれません。
>ナーガールジュナにしてみれば、
>縁起を「徹底的に拡張解釈した」のではなく、
>あやまった部派仏教の縁起解釈(時間的生起関係)を批判して、
>ブッダの説いた縁起(無我・無自性・空)に帰れ、
>と主張したに過ぎないのでしょう。


悟って初めて分かる、龍樹の言うように、
善悪の相依性縁起は釈迦の最も根幹とする教えですし、
当然ですがこの視点は悟った者の視点であり龍樹は偉大な覚者です。

禅宗でも14祖に上げられています。
http://www.geocities.jp/myoukoji/zen/07B01/index.html

空の思想 6.龍樹(ナーガールジュナ)(3)空と言葉
http://www.obpen.com/essay/20160705_02.html

(続きます)


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