覚者の言葉 - 1412259979 - したらば掲示板

47：慧空：2015/03/27(金) 11:23:41: そうなんです。
ぴったりくるニュアンスや感覚は、そのときだけのものなんですよねー^^
48：素色：2015/03/27(金) 12:23:12: 例え言葉に共感できたとしても、
隅々まで全く同じ（経験や感じ方）なんてことは有り得ない訳ですもんね…

それが、現れ方の違いになってくるのですね。

わたしは、自分の感覚を疑っていたんだと気がつきました。
もっと、信じていいんだな。
私だけのニュアンスがあるんだな。
49：佐藤：2015/07/21(火) 17:50:31: 意識や気づきを掴んでおられる方に参考になるかもしれないと思います。

ウ・ジョーティカ

最初は、「私が瞑想しているのだ」と、瞑想者は感じます。これは全く現実的な感覚です。しかし、洞察智がますます深まってゆくにつれて、私が瞑想と呼んでいるこの意識さえも、瞬間ごとに生成消滅を繰り返すものであることを、瞑想者は観察しはじめます。

瞑想というのは、長くて大きな何かではありません。それは瞬間ごとの意識なのです。この気づきさえも無常・苦・無我であることがわかったら、そこに瞑想する「私」は存在しない。これを理解した時はじめて、瞑想者は無我に関する本当の洞察を得るのです。

以前にも彼は、対象が生成消滅することは観察できていた。その他の思考も、生成しては消滅する。しかしこの気づき、この瞑想する意識にまで、その観察は及んでいなかった。

このポイントに至ってはじめて、瞑想者の誤った見解は剥落するに至る。誤った見解が、本当に剥がれ落ちるのです。私が瞑想しているのではない。私が瞑想と呼んでいるものは、単に連続する意識、気づきにすぎない。このポイントに到達しない限り、その人は次の段階へは進めません。
50：佐藤：2015/07/21(火) 17:53:37: 単に言葉の定義ですが、心解脱、慧解脱の違いが分かりませんでしたが、
下記のではっきりしました。

心解脱＝不環果
慧解脱＝阿羅漢果
なんですね。

ワンギーサ長老のサイトより

ここで、心の解脱（心解脱）と智慧（慧解脱）について説明します。簡単に言えば、貪欲を完全に克服することが心の解脱です。無明を完全に克服することが智慧の解脱です。

ブッダは覚りを四段階に分けて説かれています。預流果、一来果、不還果、阿羅漢果です。預流果の覚りに至ってもまだ貪欲は残っています。一来果になるとそれがかなり薄まりますが、まだ残っているのです。不還果に至って初めてすべての貪欲が克服されるのです。そのため輪廻を止めることになるのです。しかし、まだ慢、掉挙（じょうこ）、無明等の煩悩が残っているのです。これらすべての煩悩を克服した方が阿羅漢です。阿羅漢には智慧の解脱によって成るのです。
51：慧空：2015/07/21(火) 19:05:03: 佐藤さん、こんちは。

上のウ・ジョーティカさんの言葉、素晴らしいですね。
訳もいいのでしょうね。

しかし、不環果の説明については、私はどうもピンと来ません。
仏教では、不環果はもう生まれて来ないと言っているようですが、私はそうは思いません。
不環果はまだ生まれてくるのだろうと思っています。
52：慧空：2015/07/21(火) 19:08:12: 不環果は、根本的な煩悩である苦に対する衝動が停止していないので、
また考えを握り締め、新たな展開を始めてしまうのではないかと思っています。
もちろん、これも何の根拠も無い単なる推論にすぎませんが。(^o^)
53：慧空：2015/07/21(火) 20:55:46: 上のウ・ジョーティカさんについて、佐藤さんとスカイプチャットで少し話しをしました。
どうやら、上の文章はまぐれ当たりというか、いい文章はここだけのようですね。(^o^)
ちょっとワクワクしたのですが、残念です。

ちなみに、ウ・ジョーティカさんの文章等は、佐藤さんに教えて頂いたのですが、
以下のサイトで読む事ができます。
まだご健在の方とのことです。
マレーシア人で今はミャンマーにおられるそうです。

http://ujotikabot.tumblr.com/post/68454899145
https://mobile.twitter.com/U_Jotika_bot
http://myanmarbuddhism.info/wp-content/uploads/sites/2/2013/01/mapofthejourney.pdf
54：PM-GO：2016/10/27(木) 15:56:00: 　諸君、出家者はともかく修行が肝要である。わしなども当初は戒律の研究をし、また経論を勉強したが、後に、これらは世間の病気を治す薬か、看板の文句みたいなものだと知ったので、そこでいっぺんにその勉強を打ち切って、道を求め禅に参じた。その後、大善知識に逢って、始めて真正の悟りを得、かくて天下の和尚たちの悟りの邪正を見分け得るようになった。これは母から生れたままで会得したのではない。体究練磨を重ねた末に、はたと悟ったのだ。
　諸君、まともな見地を得ようと思うならば、人に惑わされてはならぬ。内においても外においても、逢ったものはすぐに殺せ。仏に逢えば仏を殺し、祖師に逢えば祖師を殺し、羅漢に逢ったら羅漢を殺し、父母に逢ったら父母を殺し、親類に逢ったら親類を殺し、そうして始めて解脱することができ、なにものにも束縛されず、自在に突き抜けた生き方ができるのだ。

（岩波文庫　臨済録　入矢義高訳注）
55：PM-GO：2016/10/27(木) 16:00:32: 「真の思想は、叡智えいちよりも勇気を必要とするものです。マタイ十章、二八、
「身を殺して霊魂たましいをころし得ぬ者どもを懼（おそ）るな、身と霊魂（たましい）
とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ」
この場合の「懼る」は、「畏敬（いけい）」の意にちかいようです。
このイエスの言に、霹靂（へきれき）を感ずる事が出来たら、君の幻聴は止む筈はずです。不尽（ふじん）。」

太宰治　トカトントン

「1:マタイによる福音書/ 10章 28節
また、からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかたを恐れなさい。」
56：PM-GO：2016/10/27(木) 16:45:05: 「なんでも大胆に、無用意に、打ちかからねばいけない。
どうしようかこうしようかと思案してかかる日にはもういけない。
むずかしかろうがやさしかろうが、そんなことは考えずに、
いわゆる無我という心境に入って、
無用意で打ちかかって行くのだ。」

勝海舟　氷川清話より
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60：PM-GO：2016/10/28(金) 23:14:15: 椎名林檎　あおぞら

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61：AM-COME：2017/03/22(水) 03:39:05: エリック・クラプトン

"It's got to get better in a little while"

https://www.youtube.com/watch?v=E44TUjbqjEM