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コルベ神父様

6カトリックの名無しさん:2016/01/16(土) 00:49:18
◆ 聖マキシミリアノ・コルベ(ステファノ・マネッリ神父著)

17、彼の指が奇跡的に癒される

 ある日ブラザー・マキシミリアノは右手の人差し指を悪い病菌に冒された。医者は注意深く検査し、なすべき唯一のことはすぐさまそれを切断することだと宣告した。これは翌日行われることになった。

 これはブラザー・マキシミリアノにとってショックだった。右人差し指の切断は彼が司祭になることを妨げ得るであろう。なぜなら、この指はミサ聖祭を司式するのに必要とされたからである。彼は、悲しみを感じる一方で、自らを神の御旨に委ねた。学長の神父はその夕べ彼を訪れたが、彼が穏やかなのを見出した。そして彼に、この種の事例が彼が少年であったときにどのように起こったかを告げた。彼の脚の膿瘍が耐えられない苦痛を引き起こした。そして医者は次の朝その切断を命じた。しかし、十分な信仰をもった彼の母親は布きれをルルドの水に浸してそれを膿瘍の上に当てた。翌朝医者はルルドの水が使われたことを知り、宗教的迷信について辛辣に話した。しかし彼が脚の包帯をほどいてそれが癒されているのを見たとき、彼は混乱し、そして謙虚になった。

 彼は回心の恵みを受けた。そして後に私財を投じて教会を建てさせた。

「私はもうそれ以上は言わないよ」と学長は言葉を結んだ。彼はポケットからルルドの水の入った小瓶を取り出し、それをテーブルの上に残した。

 朝が来たとき、医者が切断手術を執行するために到着した。マキシミリアノは言った。「先生、私は切断手術をしなくても私を癒すことができる薬を見つけたかもしれません。テーブルの上にあの小瓶があります。どうかそれを私の指に塗っていただけないでしょうか?」

 その医者はよいキリスト教徒であった。彼は理解した。そしてブラザー・マキシミリアノのこの信仰の行為において彼の役割を果たすことに同意した。彼はガーゼをルルドの水で湿し、それを指に巻き付けた。

 翌朝医者はこの普通でない医薬がどうなったか知りたがった。彼は切断の必要がなくなったことを見出して驚いた。指はよくなっていた。汚れなきおとめは一つの明白なそして目に見える仕方でご自分の愛する子どもの必要のために備えてくださったのだ。

http://www.d-b.ne.jp/mikami/kolbe03.htm


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