「現代型うつ」はサボりなのか (平凡社新書)

1：サボり魔：2014/06/09(月) 04:34:16: うつ病というものに対して批判的な内容が、マスコミを通じて広がり過ぎていると思います。
結果、「うつ」の人を批判、糾弾し、切り捨てるだけの風潮が企業や社会に広がっています。

自分という人間は、組織の一因としても、産業医としても、
信じられない発言をする「うつ」の人に出会ったり、
ただひたすら批判しかしない管理者や同僚に出会うこともたくさんあります。

そして、全く改善に結びつかない現状が多々あります。

非難対象を非難することで、自分たちに優位があり、正しいと思い込み、
改善するべきなのは相手だけであると決めつけてしまっては何ひとつ解決しないと思います。

この現場でのひずみをこの著者は見事に表現しています。

「現代型うつ」「新型うつ」などを、
まるで批判すべき対象であるかのように報道するだけ報道したマスコミは、
この本やその内容を暴露し、適切な知識を広めるべきだと考えます。

自分が努める企業や団体の担当者、人事、管理監督者に進んでこの本を紹介しようと思います。

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