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軽いうつ病D氏の日常生活: 読むだけで”うつ”に効く本 (単行本)

1とある読者:2014/05/24(土) 15:19:40
怒りは相手を滅ぼそうとする感情ですが、同時に自分をも滅ぼしてしまいます。極めて危険な感情です。そして直接的に表現されるのではなく、間接的に表現されます。こうして、怒りが変装して表れる時には極めて分かりにくいのです。いつも悩んでいる人は意識していないが、悩むことでいつも怒りを間接的に表現しています。しつこい悩みは変装した敵意なのです。うつ病者の自己憎悪の激しさは実は周囲の人への憎悪の激しさなのです。こと、うつ病になってしまう人というのは、とにかく認めてもらいたい一心なのです。つま楊枝を一本持ったら「よく重いのをもったわねー」と誉めてもらいたいのです。うつ病になる様な人は心の底にある攻撃性を、うつ病を通してしか表現出来なかったのです。病気と言う形でしか「本当の自分」の心を表現出来なかったのです。隠された攻撃性は、うつ病になるような人の日常生活に、どのように変装しているのか。人間が最も怖れているのはフロムの言葉を借りるまでのなく、「孤立と追放」なのです。となれば相手に迎合する自己消滅型の人などは、攻撃性を直接的に表現できるはずがないのです。その結果、隠された怒りは様々な間接的表現となって日常生活に表れてきます。この本では隠された怒りが日常生活のなかにどのように表れてくるかを考えてあります。アドラーの著作の中に軽いうつ病のD氏と言う人物が出てきますが、彼の日常生活における言動が、彼の心の中の何と関係しているのか、その言動が何を意味しているのかを考えて書かれています。会社では別人格、といった方にこそ、読んで頂きたい一冊です。


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