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作業4
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コトバンク
第一次世界大戦
ヘンチュ中佐の警告に驚いたドイツ第二軍は、急いで9月9日に偵察機を発進させて、50キロメートルに及ぶ間隙の実情を視察させた。偵察機は、イギリスの大陸派遣軍がこの間隙の中央突破をしようとしているという情報をもたらした。この事態を危険と考えた第一軍と第二軍は、ヘンチュの進言どおりに同日撤退を開始する。しかし、イギリス軍の進出は、別に中央突破を意図したものではなく、抵抗のまったくない間隙に入り込んだだけの偶然的なものであった。そもそも、イギリスの参戦の口実は、ベルギーの中立をドイツが侵犯したことである。そして、シュリーフェン・プランの実施によってベルギーの中立を踏みにじることはドイツ軍の初めからの予定の行動であった。このように、マルヌの戦いには多くの皮肉な要因が作用した。しかもこれらの要因はすべてドイツに不利な方向に働いたのである。
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