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スターリン
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:
さる
:2015/07/22(水) 10:59:20
入札に代わる設計者選定方法について
公共建築の設計者選定には、競争入札以外に4つの方法があります。
まず、特命方式。発注者が自らの意思で設計者(設計事務所)を選ぶやり方です。この方式では、発注者自身が建築家の資質を判断し委託先を決めます。誰がどういう基準で判断をするのか、公正性を客観的に示し難いという難点がありますが、信頼できる確かな判断をできる人が選べば、もっとも確実な方法かもしれません。
次に、コンペティション方式。設計案を募って、審査を行い、もっとも良い案の設計者(設計事務所)に委託するやり方です。要項を公開し募集するので公平性があり、複数の審査委員の合議で審査するので公正性があります。また審査委員や審査過程を公表することで透明性が得られます。ただし、設計図の作成には大変な手間がかかるので応募者には大きな負担になります。誰でも応募できる公開コンペと、指名された数社が応募できる指名コンペの2通りがあります。
3番目に、プロポーザル方式。具体的な設計図の手前の段階のアイデアや提案を示すレポートを募集し、それを審査して設計者(設計事務所)を選ぶやり方です。コンペ方式と同様に、要項を公開し募集するので公平性があり、審査員による公正性があります。審査委員や審査過程を公表することで透明性も得られます。コンペ方式のように応募者に設計図作成の大きな負担がかからないメリットがあります。
最後に、資質評価方式(QBS方式)。これは、設計者(設計事務所)の資質や実績を評価して選ぶやり方です。応募者の書類(資質表明書)による選考、さらに代表作品の現地視察や設計者へのインタヴューなどの選考によって決めます。要項を公開し候補者を募集するので公平性があり、選考委員による公正性があります。選考委員や選考過程を公表することで透明性も得られます。
http://www.jia.or.jp/nyusatu/sentei/main.htm
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