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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ
6
:
元文学青年の俺
:2025/09/06(土) 21:23:28
この一文には、「永遠なるものへの憧憬」が感じられるが、書き手はまた、ここで、何物かの顕現を
辛抱強く待っている。「 〜 みていて遅さにもどかしくならずにはいられなかった」と書いているように、
じりじりしながら「待っている」。この姿勢はロマン派の真骨頂と言えるかもしれない。
「憧憬」と、この「待つ」という姿勢は、新潮文庫の『花ざかりの森・憂国』に収められている
『海と夕焼け』という短編にも登場する。
この短編でも、主人公の少年は奇跡が起こる瞬間を待ち望む。もちろん、そんな奇跡は現実には起こらない。
このパターンは、三島の最期の時にも現れた。あの自衛隊市ヶ谷駐屯地のバルコニーから自衛隊員に
向かって決起を呼びかけた時にも、自衛隊員の歓呼の声と賛同を「待った」のである。そして、やはり
そんな事態は起こらなかった。が、むろん、三島にとって、これは想定内のことだった。
生涯、「永遠なるものとの接触」、「何物かの顕現」を希求し、果たせなかった三島は、ここに至って
どうするか。その世界が自らに開示されないのであれば、乾坤一擲、自らがその世界、彼岸に飛び込んで
ゆくのである。それは、三島の生の頂点であると言えようが、同時に死を意味する。「知行合一」を
至上命題とした陽明学に惹かれた三島にとって、この成り行きは論理的必然と言えるかもしれない。
以上は、三島の作品をたいして読んでいるわけでもない俺の妄想である。
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