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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ

56元文学青年の俺:2025/10/08(水) 14:10:07
さて、>>54での

「しかし多くの人は『応答してくれないカミサマ』にそんなに長くかかずらっていられません。
『応答してくれるカミサマもどき』に願いを託すでしょう。
 だからこそ、芸術家が『海』を描き、『空』を歌うことに意味がありそうです。」

に関連して、自分の思ったことを少し。

この「応答してくれないカミサマ」というのは、言い換えると、「無神論」、「虚無主義(ニヒリズム)」
という思想とほぼ同義になりそうであるし、「世界の無意味さ」と言い換えることもできそうである。

また、アルベール・カミュがよく使う言い回しに「世界の無関心」というのがある。カミュがこの
言葉で厳密に何を意味するかは自分はよくわからないけれども、自分としてはこの言葉を「世界
(あるいは自然界)が人に対して無関心であること」ぐらいの意味で受け取っている。この言葉は
自分のお気に入りである。

三島や谷川の「虚無」、「応答してくれないカミサマ」という感覚・感情、あるいは、「世界の
無意味さ」・「世界の無関心」という感覚・感情は、むろん、かなり普遍的なものと言える。

このような感覚・感情に人間はずっと昔から苦しみ、これにあらがってきたのである。その反抗、
反逆の営みが芸術である、と言えるかもしれない。そして、その積み重ねの果実が「文化」なのである、
とも。

この「世界の無意味さ」はしばしば、受け取り手である人間にとって、世界が不条理であり、醜悪
であると感じる源になっていると言えるかもしれない。

芸術家は、それに抗して、この世界に「秩序」や「美」を打ち立てようとするのである。


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