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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ

50元文学青年の俺:2025/10/01(水) 15:08:54
(すでにここでたびたび言及した三島の『海と夕焼』で、主人公の少年の問いかけの「なぜ
あのとき海が二つに割れなかったか」は、上の「海は何故黙っているのか」と通じるものがある)

三島がどこかで上のようにつぶやいていても不思議ではないように感じられる。
「海」はもちろん「蒼海」とか「青海原」という言葉があるように「青」という属性を持っている。
すなわち、「青空」と「海」はこの点において交換可能、同価値、同次元なのである。

そして、この2人の文学作品における「青空」または「海」は「虚無」というイメージ、観念と
結びついている。

そうすると、自分としては、ここに2人の「同時代性」というものを考えたくなってくる。つまり、
両者とも戦争体験があった。戦争体験と言っても2人とも兵士として戦ったというわけではない。
しかし、東京大空襲などで、多感な十代に、焼死した人々の遺体を身近に見ていたのである。

もっとも、青空や海に「虚無」のイメージ、観念が結びつくのはかなり普遍的なものであるから、
「同時代性」を強調するのは不適切であるかもしれないが。


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