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連投規制で書けなくなった人あつまれー ★10
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「幽霊にはね、おおまかにわけて、二種類あるんだ」
「火のないところに煙は立たない、とか言うだろ。だけど人間ってものは、火のないところに煙を見てしまう生き物なんだ。
一方で、実際は火がある煙もある。私たちは、火のない煙と、火がある煙、両方を見ている。めったなことじゃその違いはわからない。
幽霊なんかも例に漏れず、そういうものだ。
つまり、火のない幽霊と、火がある幽霊、二種類に分けられる」
「だがしかし、ここが重要なところなんだが」
「この区分は、幽霊に限らない。私たち人間が見ているものすべてが、おおまかに言えば、火のない煙と火がある煙、二種類に分けられる」
「今君が見ているこの私。君がここにいると思っているであろう君自身。
つまり、人間という存在は、どっちになると思う?
それは幽霊と違って、大体どっちかなんだ。
火のない煙か、火がある煙か」
「実は、人間という存在は、火のない煙なんだ。
幽霊にも、私たち人間と同じ火のない煙のものもあるが、その中には、火がある煙としてのそれがある」
「実在、という言葉を仮に使ってみよう。
火のない煙は根拠のないまぼろしのようなものだ。つまり実在性がない。一方、火がある煙は根拠があるのだから、実在性があるとなる。
幽霊には、実在性がないものと、実在性があるものがある、というわけだ」
「そして、付け加えると、むしろこっちの方が問題なのだが、人間という存在は、大体のところ、実在性がないものなんだ」
こう言い換えることもできる。幽霊と人間を比べたら、幽霊の方が実在性があるものだ、と」
「突拍子もないことを言っていると思っているかい?
そう思うのが普通だよ。
でもね、その、いわば火がどういうものかわかれば、私たちが思っている人間という存在は、どうしようもなく、火のないところに立つ煙であることがわかるんだ」
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