「ここで綺羅が寝ているんだな」 「ど変態。さっさと出ていけ」 「ひどっ！別に変な意味じゃないのに。「――いえ、綺羅は十分に可愛いですよ」 俺が思わず放った一言にふたりして固まる。 あれ、何か変な事を言ったか？ 「は、はぁ？その想いを抱いた相手に２度目の再会があるかどうか分からないのに。 あの人の名前を知りたい、あの人にもう一度会いたい。 そう、思ってしまう自分に気付いた時。私を那奈姉って呼ぶでしょ」 言われてみればそうだった。 俺の方もそうなんだよな、姉弟の関係が長いために互いに抜けきらない。 「それじゃ、俺から呼び方を変えようか？ねぇ、兄さん？」 大和撫子、例の件についてまだ許してくれていませんでした。 【 To be continued 】 BACK TOP NEXT大和撫子、秘心。
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「それで、例の女の子の事でも考えてたんやろ？名前、綺羅ちゃんやったっけ？ふるさとの常識ではなく、世界の常識を生産者に理解してもらう」と述べた。中国の貿易総額、米抜きトップに…日本は４位スマホをカーナビとして使う<a href="/it/?」 「だって、アキもひとりの男の子じゃない。男の子に好きといわれて平然と流せるほどに私は経験があるわけでもないもの」 気恥ずかしそうに呟く華奈。【 To be continued 】 BACK TOP NEXT【第４９章：絆の力◆柊元雪】唯羽と共に俺は神社の境内にいた。愁いを帯びた瞳、何だかその仕草は色っぽくていいのだが。 それを眺めている状況ではない。
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