フランス語っぽく聞こえる日本語として有名なのが、「麻布十番」ですが、こうしたものはフランス側にもあります。すなわち、日本語に聞こえるフランス語。その代表格が、 Y a ma moto qui a des ratés (僕のバイクがいかれちゃってる) ですね。 面白いもので、trempe-oreillesといいます。
もう一つ:「T'as qu'a tout quitter」(タカトゥキテ)です。「脱いでください」の日本語だと言われて、実際はフランス語で「全て脱いだら?」という意味です。 小学生がよく言う ネタ です。
抜きてぱ!
そして、trempe-oreille (耳浸し)ではなく、trompe-oreille(耳騙し) です。しかしY a ma moto qu'a des ratésは聞いて解析しやすいので trompe-oreilleじゃないと思います。「すもももももももものうち」の方がtrompe-oreilleです。早く聞くと言葉はどこ始まるかどこ終わるか分かりづらいからです。
(よく有るコト) フランス語、 t が有声音に聞こえる 2007/05/30 La distance de B a' C est un centime'tre. CD付の学習本からですが、CDではどうやら est un を est dans のように発音しているようです。 これはアンシェヌマン・リエゾンの規則どおりなんですか?それともたまたま t が有声音に聞こえただけですか?
こんにちは。 liaison(リエゾン、連音):発音されない語末の子音字が、そのつぎに緊密な関係を持っている母音字または無音のhがくると、発音されるようになること enchainement(アンシェヌマン):発音される語末の子音字が、つぎの母音と一体になって読まれること という区別があります。従って、ご質問の場合はリエゾンが起こっているのです。ここでは、c’estのt(本来は発音されない)と、un centimeのunが一緒になって、「t・un=タン」と発音されているのです。 ご質問文のように、etre動詞+属詞となる名詞、が来る時、etre動詞の活用形と不定冠詞のun、uneとアンシェヌマンを起こします。 C'est un centime〜(セ・タン・サンティーム〜) C'est une fille(セ・テュヌ・フィーユ) C'etait une fille(セ・テテュヌ・フィーユ)*estの過去形 以上ご参考までに。