したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2018/01/07「アニマル・ライツ」

1夫 正彦:2017/11/07(火) 10:02:30
前半「動物の権利」について簡単に紹介して、討論。

後半は、ビーガン(ベジタリアンをさらに進めて動物由来の食品すべてを食べない人たち)について
私が皆さんをビーガン(の心情的理解者)にするべく説得するという形で発表したいと思います。
私自身はビーガンではありませんが、ビーガンの考えについて共感を抱いています。

特に課題図書とかはありませんが、関係あるサイトや書籍についてはこの掲示板でおいおい上げていきたいと思います。

157ウラサキ:2018/02/27(火) 15:38:47
ヴィーガニズムはその目的が動物の搾取(畜産業や漁業)の撲滅にあるそうなので、
どうしても現状改革への布教圧力(他人を回心させようとする姿勢)が強くなりがちで、
そこらへんが宗教っぽさにつながっているのだと思います。

例えば実在論や直観主義には(当然ながら)それ程の布教圧は感じません。
ですから排中律を「宗教的」独断と呼ぶことよりは、
語義に沿った使い方ではないでしょうか?

それに相対主義にも様々なレベルがあり、
人命尊重についての相対主義と、
食習慣についての相対主義では、
その受容度にかなりの差があると思われます。

158横山:2018/02/27(火) 18:34:55
夫さん、ウラサキさん、
横からごめんなさい。

5.で、ウラサキさんが、アイマルライツ派が相対主義を認めない点を非難した話は、相対主義を取らないことというよりも絶対主義を取ってることが問題だと考えた方が良いように思います。
ホロコーストを非難できないことから相対主義を否定するとしても、そこから絶対主義を肯定してしまうのはいかがなものでしょうか。ホロコーストを為した人達も絶対主義者であっただろうからです?

159ウラサキ:2018/03/01(木) 22:15:17
昔、イスラム教徒の方(インドネシア国籍)と食習慣について話したことがあります。
彼は、知らないうちに食べている場合もあるかも知れないが、
もし豚と分かったら思わず吐き出してしまうし、分かっていたら決して食べない、と言っていましたが、
別に我々が豚を食べることを責めたり、食べないよう勧めることはありませんでした。

恐らく、ヒンズー教徒やジャイナ教徒も自分たちの食習慣を異教徒に勧めることはしていないように思います。

ところが、ヴィーガニズムはそうではなく、
他者にもその食生活を広めようとしている。

あ、じゃ、むしろ(個人的信仰という意味での)宗教とは違うんだ。
社会改革運動なんだ、と今思い当たりました。

160夫 正彦:2018/03/02(金) 15:08:10
横山さん

ホロコーストはやめろ!と主張している側を、絶対主義だ、というのは変ではないか、ということです。


ウラサキさん

社会改革運動というのは、そうかもしれません。


もし、本当に動物の”痛み”と人間の”痛み”を同一視するなら、現状の多くの動物権利論者やビーガンの
行動は手ぬるいように思えます。ホロコーストにたとえるなら、ある場所でユダヤ人が虐殺されているのに、
一般の人はユダヤ人の運命に無関心で、しかも彼らを搾取している当事者でもある。社会との摩擦は
避けられないでしょうね。

しかし、そうは思っているかもしれないにしろ、動物権利論者やビーガンもこの社会で生活しなければ
ならないし、あまりに長い肉食の習慣は、社会のシステムと人々の考えの中に浸透しきっているので、
それに関係せずに生きることも、そのような社会をすぐに変革することも不可能になっています。

今は、一部の人が唱える道徳法則ですが、多くの人が是と考えるようになれば、社会規範となり、法律にも
影響を与えるようになるでしょう。そういう懸念があるために、現状ではあくまで少数派だけれども、
肉食を続けたい人たちが過剰反応してしまうのかなと思います。この辺りは嫌煙権運動にも似ている。

161ウラサキ:2018/03/02(金) 21:01:07
やはりまず、ヴィーガンとノンヴィーガンの間には、

人間と動物を同一視するかどうかの大きな落差があるようですね。

ヴィーガンの方はヒト中心主義をキリスト教に基づいた種差別と主張するが、
キリスト教徒でない私は、日本人やイスラム教徒も共有する人類共通の普遍的価値観ではないかという気がします。

162夫 正彦:2018/06/18(月) 11:57:16
大阪は地震で大変ですが、私の住んでいるところと職場は南の方でしたのであまり影響はありませんでした。

昨日の例会参加者の方で、菜食をはじめられたという人がいらっしゃったので、少々実践的なことを書かせていただきます。
ネットや自然食品専門店でヴィーガン用の食品を求めるのもありですが、どうしても費用が高くなるし、面倒です。
できればコンビニや近くのスーパーでも食材を調達したい。とするとどうしても添加物で、乳や卵が含まれるのをどうするか
という問題が出てきます。私は以下のように実践してます。

コンビニやスーパーで菜食用の食材(加工品)を得ようと考えるなら、ある程度乳や卵が添加物として含まれるのを受け入れる必要があるでしょう。
じゃないと、かなりの食材がアウトになります。びっくりするくらい多くの食品に乳や卵が含まれています。多ければ成分表に”乳(牛乳)””卵”とはっきり
書かれますが、由来の添加物だと成分表の最後に「成分に乳・卵が含まれます」などと書かれています。
肉に関して注意しないといけないものは「チキンエキス」や「ポークエキス」などがあります。

はっきりとした肉や、乳・卵が材料として含まれない限り添加物としてならOKと言う考えもありますが、私の場合、肉系の添加物はアウトで、
乳・卵系の添加物はOKとしています。例えば乳に関するならホエイパウダーや乳化剤、一見してわからないが、最後に「成分に乳・卵が含まれます」とだけ
書かれている場合などは、食材として購入する場合があります。

基準は恣意的に、個人で決めればいいと思います。ただ、必ず自分なりの基準を設けてそれに従うようにする。どうしてかと言うと、いわゆる
「滑りやすい坂道の論理」があるからです。「滑りやすい坂道の論理」というのは、些細な違反をすることによって、ずるずると基準を次第に無効化
してしまう人間の心理を言います。基準が漠然としていると、これぐらいいいか、となって、だんだんと菜食の実施継続ができなくなってしまう可能性が
出てきてしまいます。

だから、少々恣意的でもいいから、自分なりの基準を設けてそれに従うこと。本来は完全に動物由来の食材を購入しない方がいいのですが、
現状の流通制度ではかなり制約されてしまうので、仕方ない部分もあるのです。肉食を続けるよりは、はるかに良いことをしているのですから。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板