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【風水】気の文化とその応用&科学的考察【修行】

78管理人1★:2016/10/02(日) 22:34:27 ID:???0
以下は山田慶児『混沌の海へ』から

中国において自然の世界を形づくる基底的存在は気とよばれる。
気は実体ではない。実体概念の原型は、ギリシア=ヨーロッパの存在論の基礎を
築いたパルメニデスにある。
自らは決して変化せず、ただその結合と分離によってさまざまな現象を生みだす
あのデモクリトスの原子もパルメニデスの実体をごく小さくしたものにすぎない。

何を実体とよぶにしろ、現象の背後にある堅い不動の存在すなわち実体を追求する
のが、ギリシア=ヨーロッパの存在論であり、それは科学にも深い刻印を残してきた。

実体とは違い、気は、みずからがつねに流動的な過程のうちにあることによって
世界にたえず流動的な過程を現象させてゆく基底的存在である。それに対応して、
気とその流動のパターンを追求するのが、中国の存在論の課題であった。


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