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雑談スレ2

270Anonymous:2016/06/23(木) 03:04:49 ID:3HdInHyE0
高藤聡一郎は『悠かなる虚空への道』で神秘行はサバイバル術、人をこの世の制約から
解き放ち自由にしてくれる法と書いたけど、ベーシック・インカムは経済面である意味人を自由に
してくれる政策。

社会保障の代わりって感じで捉えられることが多いけど、人口の大半が給与労働者として
動員される社会ってせいぜいここ150年ぐらいの特殊現象なんよね。
っていうか、いまだに東南アジアじゃ男はプラプラしてあんまり働かない家庭が
多かったりするし、日本はニートが極端に少ない社会だけど、ヨーロッパじゃはるかに
多いし、皆が勤勉に働くのが当たり前でそうじゃない奴は寄生虫みたいに叩きまくるのは異常。
知能指数が100に満たない人間なんてわんさかいるわけで、日本でも昭和40年代ぐらいまでは
なんかふらふらしたダメ人間でもなんとなく居場所があって生きていけたのが、社会の目が厳しくなって
家から出られない人間が増えてしまった。

多分ベーシック・インカムを日本でやるとしたら、一人あたり6万ぐらい配られることになるだろうけど、皆が
働かなくなるんじゃないかって懸念事態が馬鹿げているわけで、生活必需品以外の物が欲しくなればバイトすることになる。

あとブラック企業から抜けられない人に対しても救いになるよ。
ってのは、そういう会社を辞められないのは蓄えがないから転職期間中の生活費がなく、それで結局会社に
縛り付けられるわけで、そういう意味でも最低限なんとか命をつなげるだけの金が支給されると、
組織に対して自由な立場で生きることができ、奴隷状態に陥ることを避けられる。


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