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TKC模試総合スレ

591善意の第三者:2018/05/04(金) 17:04:17
司法試験は"実務家"登用試験である。
"実務家"が司法試験合格の早さや順位を気にしていることからすると、実務家から見ても、司法試験で問われているスキルと実務家として最も重要なスキルとは殆ど同じものだと考えられているものと思われる。

ということは、実務家として最も重要なスキルが何かから逆算して考えれば、司法試験で最も必要とされるスキルも何かが自ずと分かってくる。

実務家として最も重要なスキル、それは「文書を書く」ということ。もちろんコミュニケーション力や営業力も大切だが、一番大切なのは①クライアントが「これを聞きたいんです!」という悩みに応じ、②説得的な意見書やメールでお答えしてクライアントに納得してもらい、③あぁこの人いい仕事するなと思ってそれ相応の高額の報酬を頂き、④しかもそれをなるべく短い「時間」の中で書き上げるということ。これを実務家として「仕事ができる」と言う。

したがって、司法試験の問題も、これはクライアントからの依頼だと思い、それに対して納得するような回答を作成するようなイメージでいる人は、この試験の本質がなんたるかを分かっていることになる。
対して、ただ単に問題を「問題」と考え、学生感覚で楽しく「解いている」と考えるやつは、本当にお子ちゃま。それはただ単に「学問」であり、「仕事」として「相手から」「お金をもらう」という感覚が全くない。独りよがりの学術論文。そんなのは法学研究科でやれってことだ。だからLS制度は失敗した。一度も実務家として働いたことのない学者が「仕事」を教えるなんて、もってのほかなわけだ。

したがって、もうこの感覚がつかめている人は、何なら明日受けようが、足つぼマッサージ中に受けようが、トイレ中に受けようが、受かるものは受かる。クライアントを説得しよう、相手を納得させよう、という気持ちがあるからだ。
そしてその感覚を持っていれば、どこを厚く論じ、どこを論じるべきでないか、みんなはどこができないのか、これは未知の論点か既知の論点かとかも自ずと分かってくる。未知既知関係なく、なんとなくの文書にはできる。三段論法なんて意識しなくてもいつの間にかできてる。
優秀答案を「書き写す」なんてしている時点で、また新しい論点が出てきたらすぐ対応できないし、そもそもお客さんにこの文書を「届ける」という感覚が全くないことの証拠。「クオリティ」ばかり重視して、実務におけるもう一つの重要な要素である「時間」のことも全く考えていない。そしてその感覚は残り12日で身につくものではない。ゆえに今年は合格は無理。あと、上で「残りの日数追い上げればいける」的なこと言ってたやつとか、模試はCだけど合格率どうなんだろ的なこととか言ってたやつも無理。例え受かっても実務家としてやっていけない。

ってかなんであのクソ簡単な模試でA判定以外が出るの?意味わからないんだけど。というわけで私は今から映画でも観に行ってきます。もちろん、こんな余裕ぶっこいてられるのは、今まで何十回、何百回と本番を想定した練習をこなしてきたからこそです。以上。


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