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読書感想文の板
230
:
🌳
:2020/09/01(火) 21:59:33
: ヴェルレーヌ・サチュルニアン詩集
追憶が、わたしをどうしようというのだろう
秋、ツグミが風に吹かれて舞い上がり
太陽はモノトーンの光を放射する
北風のために黄ばんでしまった森の木々に
あの時、私たちは夢見ごこちで歩いていた
ふたりだけで、髪も思いも風にゆだねて
すると突然私に向かって眼差しを向け、彼女はいった
あなたにとって最良の日々とはいつのこと?
やさしくも豊かな声は、天使のようにさわやかに聞こえた
わたしは慎ましやかな微笑を彼女に返すと
その白き手に、心をこめてくちづけした
手にとった初々しく芳しき花々を差し出すと
わたしの思いに答えるように、彼女は愛らしき唇から
ささやくような声を返してくれたのだった、いいわ!
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