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うのはなさんを褒め称える板

47シャンソン:2019/03/21(木) 20:38:27
   病気になったのは、過去に原因があるのではなく、
   未来に原因がある。

 結婚コンサルタントをしている白駒妃登実さんが歴史にくわしいことを知り、
一緒に歴史の本をつくろうと僕が提案したとき、実は彼女は、ガンが再発した直後でした。
主治医に「この状態で助かった人を今まで見たことがない。」と言われ、目の前が真っ暗になったそう。
(白駒さんがそんな状況にあることを、僕はまったく知らなかったのですが)

「これから先、お子さんの世話をどなたにしてもらうか、まだ体が動くうちに、早めに家族で話し合って考えたほうがいい」
主治医のその言葉が遠くに聞こえた。白駒さんは、この日から一切笑うことができなくなりました。
かわいいさかりの小学生のお子さんふたりをおいて、先立たなければいけない。夜、子どもたちの寝顔を見ると、涙が止まらなかったそうです。

 やりたいことを次々に実現していて、仕事は充実していたし、食事だってちゃんと気をつけていた。
年齢だってまだ40代。「なぜ私が、ガンに?」と自分がガンになったことが受け入れられず、ずっと泣き暮らしていました。そんなある日、友人がこう言ってくれた。
「私は、妃登美がちゃん笑顔じゃなくても、どんなに不機嫌でも、生きていてくれるだけでうれしい」

 そのころはもう、笑顔でいられなくなっていた妃登美さんですが、「笑顔でなくても私がただここにいるだけで、誰かの希望や勇気になっているのだとしたら、たとえガンが治らなくても、
幸せな人生だな〜」と感じました。このときに、いままでずっと受け入れられなかった病気、その原因は、「過去」にあるのではなく「未来」に原因があるのではないかと、ふと思えたのだとか。
ガンを乗り超える過程が、未来の自分をより輝かせるために必要になるのではと。
そう考えたら、見慣れていた景色が輝いて見え始め、希望と気力が湧き上がってきた。

 すると次の検査で奇跡が起きた。なんとガンが消えていたのです。
おかげで、僕との共著である『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』も無事完成し、いま白駒さんは全国を飛び回り、年間約150回の講演をこなすほどの人気者になっています。
ほんとうにガンの経験は、輝ける未来のためにあったのです。

 「この状態で助かった人を今まで見たことがない」と言われたって、人は希望を見出し、幸せを感じることはできるということです。
 なぜなら、幸せは現実が決めるのではなく、心が決めるからです。

 『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』
   ひすいこたろう著


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