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うのはなさんを褒め称える板
466
:
うのはな
:2019/12/28(土) 22:10:56
神常に吾れと偕にあり
人生にはいろいろな問題があるようにみえるが、それは神が貴方に如何に生くるか、何をその問題から学ぶか
ということなのです。困難と観える問題にも、必ず解決の道が示されています。
何故なら人間は神の子であり、素直に受け入れる心になれば、神が解決の道を必ず開いて下さるのです。
かつて大阪の吹田に篠田節子さんという誌友がありました。
戦時中彼女は満洲の新京に居住していて終戦を迎えました。いち早く国境を越えてソ連兵が乱入、治安は極度に乱れ日本人の中には、
被害を受ける者が続出しました。間もなく新京の街には、満蒙開拓義勇軍の少年達が、ソ連兵に追われ飢えと恐怖に怯えながら沢山新京の街に逃げこんできて
殺された人が数多くありました。篠田さん御夫婦は、そうした少年達を見ると可哀そうで五人も六人も家庭に連れ戻って世話をしてあげていました。
ところが或る晩遂に篠田さんの家にもソ連兵が乱入して来て、女性である節子さんを拉致しようとしたのです。
流石に信仰心の深い節子さんも恐怖のために息も出来ぬ様になったそうです。
御主人と少年達は、それを見ると、危険を忘れて思はず、皆、立ち上がり、かかったのです。
気配で「発砲される」咄嗟にそう感じた節子さんは思はず大声で叫びました。
「抵抗したらいかん。あなた達はどんなことをしても、日本にいるお父さんやお母さんの許に帰るのですよ。お父さんもつらいでしょうが、
私の事に構わないで、この子供達を内地に無事に連れていってあげて下さい。私は今、皆さんの身代わりになって、どんな辛い事も受けさせて頂きます」
節子さんはそう言うと、自分から進んで屋外に出ました。
折から中天には満月が雲を離れ煌々と輝いていたそうです。節子さんはその月に向って合掌して、
「有難うございます。神さまどうぞ、夫や少年達を無事内地に帰してあげて下さい」と祈ったのです。
実にその瞬間です。今まで逃げん様に節子さんの腕を摑んでいた兵士の一人が、ワーッと大声を出して走り出したのです。
すると、後の二人も、それにつられて節子さんを放り出して逃げて行ってしまったのです。一体何がおこったのか何が彼等を怯えさせたのか、
原因は不明でしたが、助かった、と思った瞬間節子さんは、ヘナヘナと、その場に倒れてしまいました。
夫も少年達も飛び出してきて、互に抱き合って泣いたそうです。ソ連の兵士が何故逃げたか、未だに解らないのだと、仰有っていましたが、矢張り節子さんの愛に神が応えられたのでしょう。
この話は、奈良県の郡山の誌友会で、節子さん自身、尊い体験として泣きながらお話し下さった実話で何十年を経た今も、忘れ得ぬ感動を覚えています。
「実相を観ずる歌」の中に、吾れ祈れば天地応え、吾れ動けば宇宙動くとありますが、神は常に私達を守り、亡己利他の中に姿を現し給うのです。
『幸福への階段』 北尾巳代次著
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