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うのはなさんを褒め称える板

172神の子様:2019/04/30(火) 20:29:40
169: うのはな :2011/09/27(火) 00:36:41 ID:iM0b0bt6
>168 つづき

 初めに書いた田中ソヨさんも、この山名きく江さんも、信仰の功徳によって
自分も救われ、家族も救われ、毎日神に感謝し、師に感謝し、家族を愛し合掌して
居られる。この上もない幸せな人たちである。
 私たち夫婦の許にだけでなく、本部の「神癒祈願部」へも、毎日沢山の救いを
求める手紙が送られて来る。
そして、素晴らしい「癒し」の実績が日ごとに記録されつつある。
私は時々その記録を見て、難病が全快したり、快方に向いつつある不思議な力に
驚いている。
 しかし、誰も誰もが、「神癒祈願部」ばかりを頼りにしていてはいけないと思う。
犬養道子さんの主治医が、「病気の八割は自分が治すのだ」と言われたことは本当である。
山名きく江さんは二年前に、心臓病、貧血、心不全などが、本部の「神癒祈願」で
治ったといわれることも事実である。しかし、それだけではいけないのである。
死期の近づいたと思われた夫に対して、うんと、うんと深切にして上げようとの愛念を起し、
夫の襦袢に写経したり、蒲団にも写経をしたサラシを入れたりして、愛行を実行されたことが
一番尊いのである。死に瀕した病者はともかくとして、病人は少しでも動くことが出来たならば、
人を頼り甘えて、人に迷惑をかけるばかりでは恥ずかしいことだから、できるだけ他人に感謝を捧げ、
他の喜ぶことをする努力をつくしたら、必ず良い結果が得られると思う。

 他へ求めることばかり考えないで、自分は神の子であって、無限力を内に蔵しているのだと
信じ、その内なる無限力を堀り出すことに努力しなければならない。
「自分を救うものは、自分の内なる神だ」と悟らねばならない。
祈りや愛行によって病む人を、いたわり深切にしてあげることは、美しい行為であり、
尊い行為ではあるが、病む人本人は、他の同情や奉仕を求めないで、自己の内在の力を発揮して、
みずからを救わねばならない。

 烏の親は、羽根の力の弱い子烏が地上を歩いている間は、樹上からじっと子供を
見守っているが、子烏が自力で飛ぶことを覚えると、もう眼を放してしまう。
 人間の親たちも、自分自身はもとより、子供たちも、みんな神の子であって、
内に無限の可能性を蔵していることを悟り、その無限の可能性を堀り出し発揮して、
自分で飛べよ、立派に生きよと、天に向って指さすことが、正しい愛の相である。


おわり

『愛が魂に目覚める時』 内に宿る神  谷口輝子 先生著


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