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傍流まじめな話版

712シャンソン:2017/03/05(日) 19:14:30
    真面目に努力する人たちまで疑わねばならない状況

 二〇一〇年ごろに明らかになったのは、陸上自衛隊少年工科学校から防衛大学校に進学した
優秀な学生が、じつは元中国人であり、スパイではないかと疑われたことでした。彼は校内で同級生らに
PRCの良さを喧伝、共産党研究会を立ち上げようとするなど、相当に親中的な動きをしていたといいます。
日本の公安では、彼が間違いなくPRCのスパイだったと見ています。(『新潮45』二〇一〇年十一月号)。

 彼の母親は、PRCのトップクラスの大学から東京大学大学院に進学したエリートだそうですが、すでに中国に夫と子供がいたにも
かかわらず、日本に来て日本人男性と結婚したのです。これもまた、PRC領事館がセッティングしたのではないかと言われています。
じつは彼は、中国東北部にあるスパイ養成機関の出身ではないかという声もあるそうですが、防大ではあまりにも成績が良いために、
将来の幕僚長候補とも言われていたそうです。

 現在、彼の母親は日本人の夫が経営する熊本市内の会社で働いているとのことですが、この会社は防衛省との契約実績もあるという話もあり、何がどこまで
PRCと繋がっているのかさえわかりません。二〇一四年五月には、やはりPRCから帰化した防衛大学校の女子学生が、スパイ活動を行っていたらしいことが国会で取り上げられ、いくつかのメディアも報じました。
彼女が学校の外にアパートを借りており、そこに複数の男性教官や学生が頻繁に出入りしていたといいます。まさに、ハニートラップにかかっていたということなのでしょうが、じつはこの女学生の兄も陸上自衛隊の
少年工科学校を経て飛行幹部候補生となっています。

 自衛隊の中に「帰化人」となった元中国人が数多く入り込んでいる様子がわかります。
防衛大学校では、新規入学者約四〇〇人に対し、毎年一〇人前後の帰化人が入学するということですが、
もちろん、帰化した日本人すべてが疑わしいのではありません。そういう考え方は、単なる差別にほかなりませんし、真面目に、かつ真剣に日本人として国家に尽くそうとしていr
帰化日本人のほうが多いはずです。

 ただ問題は、日本にスパイ防止法がないがゆえに、真面目に努力する人たちまで疑われなければならない状況になっているということなのです。
ちなみにこの事件は、元NHKアナウンサーの和田政宗参議院議員が行った国会質問で初めて明らかになりました。和田議員は、NHK出身とは思えないほどしっかりとした保守思想をお持ちであり、
今後が期待されます。

 『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』 ケント・ギルバート著


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