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「うのはな」さん 専用掲示板
5875
:
独占版から
:2019/11/09(土) 07:22:33
212: シャンソン :2014/12/03(水) 19:17:24 ID:kDxXRP52
利他の心で私たちは生き切るだけ
日本人は古来、八百万の思想が根づいています。万物には神が宿っているという「万物の神宿り」という思想です。
だから「万物は一体である」という一元論的な東洋思想は素直に受け取れます。
誰かから教えられなくても、自分の中から自然と感謝の気持ちが湧き上がります。自然界に対してだけでなく、自分以外の
他者に対しても大きな感謝の念が生まれます。同時に使命感も生まれます。
生かされている命を、使命をもって生き切ることです。
特に、「利他の心」は私たちがこの世で生きていく上で最も重要な使命のひとつです。
でも利他だから、社会貢献だからと、何でもかんでも自己犠牲的に考えることは間違いです。
どんな立派な社会貢献でも、自己犠牲という前提で成り立っていいものは、この世にありません。
私たちは「自他同然」であり、「自他同根」ですから、元々ひとつであり、分魂した仲間です。
一部の誰かだけが選ばれた存在であるということはありません。だから人を傷つけてはいけないし、
同時に自分さえ犠牲になればいいという意識も意味を成しません。
自己犠牲が美しいとか美徳であるという価値観からは脱却する時代に入っており、これは人類意識の進化と言えます。
それらのことから、相手のこと、相手の利益を考えて、犠牲ではなく、相手の喜ぶことをしてあげる、それがひいては自分の喜びにも
つながるということです。これが利他の心であり、利他は自利とセットで考えることが大切です。
私自身は利他だからと意識せず、感じたことを普通にするようにしています。思ったことをやればいいのです。
公共スペースにゴミが落ちていれば拾って捨てる、何かを尋ねられたらわかる範囲で教える、特に利他などと思わずに行動する人が増えると、
世の中が変わると思います。「自利があって、利他もある」という発想だとさらにわかりやすいかもしれません。
自利とは自分の利益、利他とは他人への利益、どちらに利益があるのか?と分けて判断するからおかしなことになるので、自利と利他はセットです。
私たちは元はすべて同じなのですから。たとえ今すぐでなくとも、自分に利益のあることは他人への利益となり、その逆も然りなのです。
さらに心に取り込んでほしいのが、自力と他力もセットであるという発想です。
私たちはいつも自力でなんとかしようとするから苦しくなります。他人に頼ってはいけないと、どこかで遠慮が働くのです。一人でがんばりすぎるのです。
頼りたい時には頼っていいのです。限界に達する前に「私の力だけでは難しいので、どうか助けてくれませんか」と謙虚に頭を下げればいいだけの話なのです。
しかし先ほども言ったように、極端な自己犠牲は考えものです。私たちは自他同然です。自分が犠牲となって周囲を助けたり、周囲に利をもたらしたとしても、
それは自分の学びにも周囲の学びにもなりません、学びこそ私たちのこの世のお役目であり、同時に唯一の財産です。
他力については、「他力本願」と書くとちょっとイメージが変わりますが、他力は自力同様、社会を支える潜在パワーです。力を皆でうまく回していくことで、私たちは
より快適な社会構築を実現していきことができるでしょう。何事も気づけば変わります。自利利他で自分のできることを地道にやっていけば良いのだと思います。私の仕事は自分ができる
最高の医療によって患者さんの寿命を全うするお手伝いです。これからも、私に課せられた役目を果たしていくだけです。
皆さんにお伝えしたいのは、みなさんも私も元はひとつ、誰もが大きな存在に抱かれていること、決して一人ではないということです。
『いのちは終わらない』 矢作直樹・佐藤眞志 著
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