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「うのはな」さん 専用掲示板

4622シャンソン:2018/11/16(金) 20:04:20
  「反安倍」という病 拝啓、アベノセイダーズの皆様

 「アベノセイダーズ」「安倍だからダメだーず」「憲法のお蔭だーず」といった人たちは、
自分たちでは「リベラル」だと称しています。

 しかし、世界の常識的な視点から見ると、彼ら彼女らは極左ポピリュリストに近い発想の「偽リベラル」だと思います。
こうした偽リベラルを体系的に糾弾したのが、2018年の3月に刊行した『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の〝偽リベラル〟』という拙著です。
〝保守派の論客〟などと言われることもある私ですが、もともと私はいわゆる保守派ではありません。むしろ、アメリカ的にいうとリベラル、ヨーロッパ的にいうと中道左派です。
では、そのような私がなぜ保守派と目される安倍政権を支持しているのでしょうか。

 例えば、安倍外交に関しては、アメリカのオバマ前大統領やフランスのマクロン大統領など中道左派の首脳たちともうまく行っていることでもわかるように、リベラルな立場の世界観からいっても
反対する理由は何もないからです。また、経済・社会など内政問題についても、本来の安倍首相の思想がどのようなものかは別として、公明党も参加した政権が現実に行っている政策は、むしろリベラルだといってもよいと思います。
これまた、本来の意味でのリベラルな私には反対する理由がないのです。

 ただし、もろ手を挙げて賛成かといえば、そうではありません。正直言って、内政については外交ほどの成功を収めているとは思ってはいません。
やはり、少し人気取りに流れて、改革への大胆さに欠けるように思います。
 党内外の反体制勢力の政策はお粗末すぎて交代させたい理由にはなりませんが、安倍首相がこれからも政権を維持するならバージョン・アップを願いたいところです。
そうしたことから、与党内・野党を問わず安倍政権に対するチャレンジャーたちには、まず外交においては安倍外交の基本路線の維持と、首相となる個人の資質はもちろん、応援団も含めた能力アップを期待したいところです。

 また、内政については、安倍政権の政策をポピュリスト的な後ろ向きの立場で批判するのではなく、この国が抱える根本的な問題に対して、大胆にメスを入れる方向で新しい政策を打ち出してほしいと思います。
大事なのは安倍政権を倒すことではなく、政権を取ったあとうまくやる準備をすることです。政権を取ったら何をしたいのかが重要なのは言うまでもありません。
 しかし、自民党の反安倍といわれる政治家たちには、今のところ、そんな気構えも準備のための具体的行動もなく、総裁選挙の票集めのための地方行脚にばかりご熱心な方もおられるように思います。

    政治評論家/歴史作家 八幡和郎 著


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