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440：シャンソン：2016/04/27(水) 12:19:19: 　「徳」を積むには　　宮澤潔　先生

　「徳」を積むにはどうしたらよいかを知るには、神社の境内などで大きな御神木をながめて
みるとよいでしょう。どんな大木も、初めは小さな種だったのです。それが、やがて芽を出し、
葉をつけ、茎をのばし、毎日ほとんどわからないほど少しずつですが、必ず生長し、一日も休まず努力を続ける。

　そして遂に何十年、何百年たって立派に大木になるのです。
私たちも毎日少しでも良い行いを積み重ねてまいりましょう。開祖は次のようにお教え下さいます。

《徳は一日にして備わらない。徳は善き行為の累積がついにその人の人格よる発する光輝となったところのものである。
（略）内にたくわえらえた「徳」が光を放つようになったとき、その人の容貌は、生れ附きの骨格がどうあろうと何とも言えない麗しい、
優しい、親しい、そして威厳のある感じを有つようになるのである。》

　　ときみつる会『心のかけはし』より転載

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