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「うのはな」さん 専用掲示板
4362
:
シャンソン
:2018/08/10(金) 11:09:00
大学におけるカルト:大学の責任と義務
大学で何が起こっているか、これまでわれわれはいくつかの調査を行ってきた。
そこから浮かび上がるのは、カルト対策の脆弱性である。2008年の学生対象の調査では、学内において
入会の勧誘トラブルなど、カルト問題が生起したと言う大学(4年制大学)は40%という数字であった。残りの60%の大学では
問題がみられなかったという結果であるが、これは額面通りには受け取れない。
大学側が認知していないケースが隠れているとみるのが妥当である。
では、大学においてカルト問題に対して何らかの予防的教育や対策がとられているかと言うと、残念ながらそうは言えない。
多くの大学では、パンフレットの配布や掲示で済ませていることが多い。
しかも、問題事例があったと言う大学と、なかったと言う大学では対応に大きな差異がみられる。
予防措置として手間のかからないパンフレットの配布、掲示物、ガイダンス等の対策でさえ、後者ではきわめて少ない。皮肉を込めて言えば、事が起こってから考えようという
「余裕」のある姿勢と思えてしまう。本当の余裕ならよいが、残念ながら事が起こってからでは遅い。
カルト問題の対策は非常に困難であり、インフルエンザのように学内に流行してしまうのである。
大学でさえこのような寂しい状況だが、高校ではさらに危険度は高まる。経済的なカルトへの注意喚起、予防教育はまがりなりにも行われているようだが、宗教的なカルトについては全くの無防備と
言わざるを得ない。宗教教育の困難さや思想・信仰の自由という縛りもあろうが、あまりにも無関心、まさに触らぬ神にたたりなしの現状である。インターネットを介した布教活動も垣間見られる昨今、年齢や高校生・大学生に
関わりなくさらなる予防教育が求められる。
『少しだけ「政治」を考えよう』 フェリス女学院大学シティズンシップ教育グループ 編集
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