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「うのはな」さん 専用掲示板

2533シャンソン:2018/03/06(火) 19:59:55
  毛嫌いしていた苦労こそは、自分を後から助けてくれた

 現代では、卒業予定の学生に対する就職活動の支援が、学校をあげて熱心に研究されているようです。
就職へのテクニック?が研究されています。でも、どんなに自己紹介を練習しようが、就職試験の筆記試験で高得点を
目指そうが、私が採用の責任者ならば見る視点は、

(1)健康そうか?

 仕事に入れば、もう体力勝負です。常識の範囲の読み書き計算力があれば十分です。
大学で学んだことは役には立たず、その仕事に関する固有の「やり方」を一から習得するだけです。

 (2)怒られても落ち込まないタイプか?
仕事では、上司もイライラすることが普通です。その時に、部下への「お世辞」「おべんちゃら」などする余裕はありません。
それで、新人が勝手に「自分は嫌われている」と想像して病気になられるようでは、上司の本音は「もう勘弁してよ」です。

 (3)誠実そうな学生か?

 これは評価するほうも難しいので、見た目の印象しかありません。

また、学生側からのアピール方法で良いと思われるのは、

 (4)個人プレーで目立つような小さいことよりも、会社全体の十年後を盛り上げる人材になりたい!
 (5)個人の成果で一喜一憂せずに、常に会社全体の利益を優先して行動したいです。などは良いかも知れません。

 昭和時代の就職活動を思い出しますと、東京の六大学などで、厳しい運動部に籍を置いて四年間頑張った学生を、大手証券会社などの
営業力が大切な企業は優先して採用していました。入社後の頑張り、上下関係への配慮、お客様への粘り、怒られ耐性...どれも優秀だったからです。
企業としても、すぐに戦力として育てやすかったと言えます。机上の学問では得られない「人間力」を運動部の学生は買われていました。

 これを考えますと、学生の時に先生と友達のような関係の優しい教育、理想ばかりの思想教育....それが正しいと思い込んで社会に出た人間は、あまりにも現実社会との
ギャップに勤務が続かずに無職にならないか?心配です。

 この十年間では、大学を出て就職しても三年以内に辞める人が増加している感じです。
新入社員の自殺も散見されます。若者の無職も急増しています。とにかく継続力がない若者が急増しています。
では、理想の優しい学校教育とは、生徒の人生に益したのでしょうか?
それが「生徒のためになる」「生徒を幸福にする」ものになっていたのでしょうか?

 ここで思いますことは、誰の人生にも言えることですが、
※あの嫌な試練が、あの時の苦労が、今の自分を幸福に導いた。
※あの嫌いな人の御蔭で、今の生活の有り難さが分かる。
と言えることがあると思うのです。

 逆に言えば、
※あの時の甘い生活が、快楽が、楽な生活が、今の自分を破滅に導いた。もあると感じます。

 やはり、「人間万事塞翁が馬」(にんげんばんじさいおうがうま:自分にとって、何が幸いに変わるのかは未知であること)。
不幸なことも、実はより大きな災難を止め、未来に幸福になるために必要だったこと。これが誰にでも言える真相だと感じます。
だから、今が苦しくても大丈夫です。その今の苦しさは、未来に幸福と、「感謝に気付ける」ための経験と成り得ます。

 苦労の渦中、最中にいる時は苦しいと思います。でも、すべては必ず変わっていくのです。
 慌てないで、全体を静観する視点を持ちましょう。

 『今、仕事で苦しい人へ 仕事の絶望感から、立ち直る方法』 伊勢白山道 著


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