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「うのはな」さん 専用掲示板
2432
:
シャンソン
:2018/01/02(火) 13:56:47
>>2431
勘違いその一「憲法九条が戦後の日本の平和を守った」
つくづく日本人にとって‶平和〟というのは、やっかいな言葉だと思います。もともと法律用語ではないので明確な定義がありません。
その人の主観が唯一の判断基準です。おそらく多くの日本人がイメージする‶平和〟の真逆である、‶戦争〟の状態とは、大東亜戦争のときの空襲や生活困窮なのでしょう。
だから相変わらず、「日本が戦後七〇年以上も平和なのは、憲法九条のおかげだ」などと、真顔でいう大人が絶えません。彼らが考える‶平和〟とやらが、いかに危うく、戦争と地続きであるかには思いが至らない。
まさに平和ボケです。あえて定義のない‶平和〟の条件とは何かをいくつか挙げてみます。
まずは、国境が画定していること。次に、経済が安定していること。そして、政治が安定して、国内の秩序を乱す勢力があまりいないこと。
さらに、戦争の抑止力となる必要十分な外交力と軍事力、その基盤である総合的な国力を持っていること。これらの条件が満たされていれば、その国は平和だといえると思います。
では、日本の現状はどうでしょうか。私は二〇一六年、「日本最北端の地」という石碑が建つ、北海道の宗谷岬(稚内市)で記念写真を撮りました。強風で髪の毛が横に流れ、『ちびまる子ちゃん』の「花輪クン」みたいになりました。
その写真をフェイスブックに投稿して、友人たちとの笑い話のネタにしましたが、さて、日本にとって笑い話では済まされない問題点に気がついたのでしょうか?
日本の領土の最北端は、択捉島のカモイワッカ岬のはずです。日本がポツダム宣言を受諾した後に、ソ連(当時)が火事泥棒のように領土を侵略し、現在はロシアが完全に実効支配している場所です。
現在のところウラジーミル・プーチン大統領は、択捉島の返還など一切頭の中にないようです。そして大半の日本人の頭の中からも、もはや択捉島が日本領だという認識は、ほとんど消えているのです。
ほかにも、島根県の竹島は、韓国が実効支配しています。沖縄県の尖閣諸島は中国が虎視眈々と狙い、日本の漁船は島に近づけない状態です。小笠原諸島の海域には、中国の(偽装)漁船団が押し寄せ、貴重な赤サンゴが奪われて壊滅状態に陥りました。
さらに、日本最南端に位置する沖ノ島の保全は盤石でしょうか。とてもそうは思えません。つまり、日本の国境は画定しているとはいえないのです。
次に、日本の経済は安定していると思います。確かにインフレターゲット二%はいまだ達成できず、デフレ傾向から脱却できていませんが、完全失業率は二・八%まで下がり、正社員の有効求人倍率はバブル期のピークを上回っています。「アベノミクス」を
打ち出した第二次安倍政権の経済政策における最大の失敗は、民主党政権時代に決まっていた五%から八%への消費増税を実行したことです。ですから消費減税を行えば日本経済はきっとまだ伸びます。しかし、国内秩序を乱す勢力はかなりいます。
二〇一六年六月一九日、沖縄県那覇市で、米軍属が逮捕された女性暴行殺害事件に抗議し、被害女性を追悼する「県民大会」が開かれました。米軍基地反対運動が沖縄県民の自発的なものであれば、目くじらを立てるつもりはありません。ところがこの「自称・県民大会」には、
県民以外が多数参加していました。会場の内外には開会前、「山梨県平和センター」「北関東九条連」「千葉労連」といった、一〇〇を優に超える団体ののぼり旗がたなびいていたと、産経新聞は報じています。大会開催中に参加者が一斉に「怒りは限界を超えた」という黄色い紙を掲げた姿は壮観で、
毛沢東時代、北京の天安門広場で見られた光景にそっくりでした。
名護市の辺野古周辺での米軍普天間基地の移設反対運動の現場では、ハングル文字や中国の漢字(簡体字)、英語で書かれた横断幕が掲げられています。それぞれは大規模な反対運動ではありませんが、海外の支援も受けた国内秩序を乱す勢力が日本にいることは確実です。
詳細は『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』(PHP研究所)に書きましたので、ここでは繰り返しません。このように「平和とはほど遠い状態」が日本の現実なのです。
つまり、「憲法九条が戦後日本の平和を守った」というのは、そう信じたい「九条真理教」の人たちが思い描くファンタジーであり、完全なフィクションです。むしろ私は、憲法九条と前文の存在こそが、日本の平和を脅かす諸悪の根源だと考えています。戦後の歴史がそのことを証明しています。
『米国弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体』 ケント・ギルバート著
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