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「うのはな」さん 専用掲示板

2351シャンソン:2017/11/15(水) 17:39:34
IPではネットワークに接続された個々のネットワークやホスト(機器など)に固有の識別番号であるIPアドレスを割り当て、これを宛先や送信元に指定して通信を行う。現在普及しているIPv4(IP version 4)では32ビットのアドレスが用いられ、最大で約42億台の機器が同じネットワークに参加できる。
IPで送受信するデータは一定の大きさに分割され、先頭に宛先アドレスや送信元アドレスなどの制御情報(IPヘッダと呼ばれる)を付加した「IPデータグラム」(IP datagram)と呼ばれる送受信単位(パケットとも呼ばれる)で伝送される。
IPデータグラム内の運ぶべきデータの部分(ペイロード)には通常、他の通信プロトコルのパケットなどが埋め込まれ、異なる種類や目的のデータをIPにより一つの機器や回線に混載して運ぶことができる。パケットは何段階も入れ子構造に埋め込むことができ、Webとメールなど通信の種類によって使い分けたり、到達保証や暗号化など下位のプロトコルにない様々な機能を付加したりすることができる。
IPの一段階上位のプロトコル(IPデータグラムのペイロードに格納されるパケット)はTCP(Transmission Contorol Protocol)あるいはUDP(User Datagram Protocol)が用いられ、信頼性の高い通信が必要な場合は受信確認や再送制御を行うTCPを、通信速度や低遅延が必要な場合はシンプルなUDPを用いる。
IPネットワークではデータの中継・転送をルータ(router)と呼ばれる機器によって行い、各ネットワークのルータ同士がバケツリレー式にデータを中継していき、送信元アドレスから宛先アドレスへ運ばれる。経路情報の交換や経路の選択にはルーティングプロトコルと総称される様々な補助的なプロトコルが用いられる。


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