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「うのはな」さん 専用掲示板

2295シャンソン:2017/11/10(金) 00:38:11
     コンピューターと人間の関係をメンテナンス
 今、私たちはITによって洪水のように押し寄せる情報の海に溺れそうです。
また、この情報の海は私たちを先入観、既成概念、さらには偏見漬けにしそうです。

 アインシュタインは「想像力は知識より重要である。知識には限界があるが、想像力は
世界を包み込むことさえできるからである」といったそうですが、その通りだと思います。
もちろん、これは「知識は不要である」などといっているのではありません。私たちが得るべき知識は、
考える基礎となる土台です。

 インターネットで得られるようなことを、そのまま鵜呑みにするだけではなんの役にも立たないでしょう。
それに、どこかで人間と機械の主従関係を逆転させているようです。ある方が九州の空港の出発ロビー内にあるお寿司屋さんの
ことを話してくれました。

 かつて、このお寿司屋さんの壁時計は必ず5分進ませてあったそうです。客がもう少し大丈夫だろうと、ギリギリまで酒を飲んだりして、
飛行機に乗り遅れないようにという店側の配慮だったのですが、最近この時計が「正確」になってしまったのです。そのわけを聞くと、空港の
リニューアルに伴い、時計も電波時計になり、いくら五分進めても、時計のほうで勝手に正確な時間に戻ってしまうとのこと。

 戻らないように解除する方法もあるかも知れませんが、細かいことはわからないので、今までやってきた心づかいはできなくなったと語られたそうです。
落語以上におもしろい話ですが、どこか哀しさもよぎるエピソードですね。これを笑いごとで済まさず、自分の職場まわりを見直しておきましょう。
機械だけでなく、ソフトを含め、人間との主従関係をメンテナンスできるか、可能性を吟味します。

 ソフトがこうなっているからできないではなく、必要とするものをどうすれば取り出せるか、ソフトの方を従わせるべきこともあるでしょう。
さて、今年も1か月になりました。有終の美を飾るべく、自分の役割をしっかり果たせるように取り組んでください。(2010年)

 『社長からの給与レター』20年間、給与明細に同封し続けた社員への思い 西田康郎 著


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