したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

読書紹介板

756アクエリアン:2018/07/12(木) 20:38:00
ロバート・J・リフトン教授オウムを語る5

シェインバーグ:しかし、なぜオウムの連中は世界を破壊しようとしたのでしょうか。それは彼らの宗教的なヴィジョン とどのように関連していたのでしょう?

リフトン:オウムはこの世界(現世)を一度破壊することにより、現世から、そのすべての汚れをとり除こうとしたので す。まさにその時においてのみ、純粋な、新種の人類が誕生し、そうしてその人類と共に高い霊的レヴェルがこの地 上にもたらされると考えたのです。この終末論的なメッセージは、麻原が語っているヴィジョンから来ているのです が、それによると、彼の前にシヴァ神が現れて、闇の勢力に対抗する光の闘いにおいて、その光の神軍を率いて戦 え、と命令したというのです。勿論、シヴァ神は、ヒンドゥー教の神ですが、オウムはいろいろなものを取り入れる折 衷主義です。あなたも知っておられるように、チベット仏教の中にヒンドゥー教の要素がたくさんありますが、オウム はチベット仏教の修行を極端な形で取り入れており、修行の核としています。麻原が信者の修行を開始させるとき、 おもにチベット仏教の伝統から取り入れた修行を行わせました。

SHAINBERG: But why did they want to destroy the world? How did that connect with their religious vision?

LIFTON: Aum sought to cleanse the world of all its defilement by destroying it. Only then could a pure, new people and spiritual level be attained in the world. The apocalyptic message itself stemmed from a vision Asahara described in which the god Shiva appeared and commanded him to lead an army of the gods in a struggle of light against darkness. Of course, Shiva is a Hindu deity, but then, Aum was eclectic. As you know, there’s a lot of Hinduism in Tibetan Buddhism, and Aum’s overall focus was on intense forms of Tibetan Buddhist practice. When Asahara began to train his followers, it was with a set of practices that were largely taken from the Tibetan tradition.


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板