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読書紹介板

2257コピーショップ:2022/01/26(水) 21:53:19
   勝ち負けにこだわらずに和解を目指せ

 私は弁護士という専門職に嫌気がさしてきた。原告と被告の双方の側に立った弁護士が、
自分の顧客を勝たせるために、法律の条文をかき集めることばかりしているからだ。
だが、私は自分の義務は、双方を仲直りさせることにあると感じていた。

 南アフリカ時代に最初に担当した損害賠償にかんする訴訟事件の解決に成功したことで、理解するようになったことがある。
弁護士のほんとうの役割は、引き裂かれてバラバになった当事者たちを結びつけることにあるのだ、と。
この事件の解決から得た教訓は心のなかに焼き付けられ、弁護士としての20年間の職業経験の大半は、数百件の
訴訟事件を和解に導くことに費やされた。だが、このことで失ったものはなにもない。

金銭どころか、魂までも失わなかったのだ。

 マハトマ・ガンディー 著 翻訳者 佐藤けんいち


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