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読書紹介板

1654アクエリアン:2019/06/22(土) 22:24:05
これは、安保法に反対する2015年の人びとのスピーチではなく、松本が執筆した「英語会話」テキストに掲載されたスキットに登場する父親が息子に語った言葉の日本語訳です。松本はまた、フィリピン人女性を番組に呼び、日本軍による甚大な被害を話題にしたこともあるそうです。

つまり、松本は、リスナーにただ英語を話せるようになってほしいだけではなく、英語とともに獲得してほしいものがあったのです。それは、大胆に言えば、民主主義的人格と言えるでしょう。

松本はアメリカ改革派教会(RCA)の牧師であり、そこから日本に派遣された宣教師でもありました。彼にとって、キリスト教は「人間生活の全ての領域にわたるようなもの」でなければならないのに、「日本のキリスト教徒が街中の大きなホールに集まっても、彼等は祈ることしかしていないのは、まことに残念なこと」であり、「キリスト教のメッセージは、資本主義が提供するとされるところの、個人の経済的利益に与せず、資本主義を調整する役目を果たす」のです。著者は、この松本を「キリスト教社会主義に近い立場」「神の言葉が、個人の生活、社会生活のあらゆる場面に応用されねばならないというところにある」と評しています。


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