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読書紹介板

1589アクエリアン:2019/05/26(日) 09:28:49
「一貫して変わらない国の目的」を持っているのは、世界広しと言えども、日本だけなのです。その目的とはなんでしょうか。田中智學は『日本書紀』にその答えを見つけました。神武天皇の項に「上は則ち乾霊の国を授けたまいし徳に答え、下は則ち皇孫の正を養うの心を弘め、然る後、六合を兼ねて以て都を開き、八紘を掩いて宇と為さん事、亦可からずや」(上は天神の国をお援け下さった。御徳に答え、下は皇孫の正義を育てられた心を弘めよう。その後国中を一つにして都を開き、天の下を掩(おお)いて一つの家とすることは、また良いことではないか)(『全現代語訳 日本書紀』講談社文庫)とあります。そこに「八紘一宇」という言葉を見つけたのです。

 「神武天皇が何のために東征したのか。世界は一つである。天と地上は八つの糸により結ばれている(紘とは結ぶの意)」ということに、日本の建国以来の精神を見出し、それこそが国体の精華であると主張したことから、多くの賛同者が集まってきました。それ以来、「八紘一宇」という言葉は日本中に広まり、どこの神社にも「八紘一宇」と掲げられるようになりました。


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