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読書紹介板

1540アクエリアン:2019/05/19(日) 11:43:29
3)著者が幻想の誤解を紐解く!!
著者の指摘する一例をとりあげよう。プーチン目線の指摘がより“信憑性”を与えています。
・プーチンは国際関係を、大国同士の「ゲーム」として考えている。彼からすれば、主体性のある国は数カ国しか
なく、他の諸国は皆、大国に動かされる客体にすぎない。だから、彼の頭の中では国家主権や国境は二の次であり、
重要なのは「勢力圏」「影響圏」である。それは何も国単位ということには限られない。愛国と売国は紙一重なの
である。
・プーチンはつねに「西洋との対等な関係」を訴える。でもここで云う「対等」とは、西洋はロシアに対して配慮
し、ロシアの国益を損なってはいけないが、ロシアは西洋にいかなる謀略をやってもよい。西洋はおとなしく、無
抵抗であるべきだというものである。
・メディアの存続意義もちょっと特殊である。政権を批判しないメディアがないわけではない。ロシア政府が「ロ
シアには自由なメディアがない」という批判に反論するため、口実として残しておいたほうがよい。プーチンにと
っては「簡単に潰せるが、個人的には潰したくはない」許されたからこそ活動できるメディアということだ。


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